How to | 2D散布図の点の大きさを変える方法

カスタマイズ機能は,Wolfram言語の広範なデータ可視化機能の重要な部分である.プロット内の点を表示するデフォルトの設定はほとんどの場合適切であるが,プロットの点の大きさを完全に制御することができる.

まず,プロットするデータを定義する:

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Out[1]=

ListPlotを使ってデータをプロットする場合,Wolfram言語はどのように点を表示するかを自動的に選ぶ:

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Out[2]=

PlotMarkersオプションを使うことによって,プロット内の点の外観をより制御することができるようになる.Automaticという設定で,連続する点のリストに対して予め定義された標準マーカーの列が返される.

ここで使われる点は,最初の例で使われた点より大きい:

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Out[3]=

PlotMarkersで点の大きさを設定することによって,点の大きさは厳密なものとなる.つまり,プロットの大きさを変えても点の大きさは変わらない.

PlotMarkersで使う点の大きさを変える場合は,予め定義された記号値であるTinySmallMediumLargeのいずれかを使えばよい:

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Out[4]=

それぞれの大きさの設定がどのように見えるかは,以下のManipulateで大きさのボタンをクリックして見ることができる:

また数値を使って,PlotMarkersでの点の大きさを設定することもできる.

以下では点の大きさは3の値に設定されている:

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Out[6]=

異なる大きさによってどのように見えるかについては,以下のManipulateでスライダを使って点の大きさを1から30まで調整することによって見ることができる:

グラフィックス指示子であるPointSizeあるいはAbsolutePointSizePlotStyleオプションで使って,プロット内の点の大きさを変えることもできる.

ここではPlotStylePointSizeを使って,プロット内の点の大きさを設定している.PointSizeで使われる数は,プロット全体の幅に対する各点の直径を表している:

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Out[8]=

AbsolutePointSizeでは,絶対値の直径を使って点の大きさを指定することができる.単位は印刷用ポイント数で測定され,拡大前で1インチの1/72に等しい:

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PointSizeAbsolutePointSizeでは,事前に定義された記号値であるTinySmallMediumLargeも使える.これらの事前に定義された記号値が使われると,それらがPointSizeAbsolutePointSizeのどちらで使われたかにはかかわらず,生成される点の大きさは絶対値である.

    

上で示した手法を,単一プロット内の複数のデータ集合に対して使うこともできる.

まず,プロットする複数のデータ集合を定義する:

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異なるデータ集合間で点の大きさが同じになるようにする:

それぞれのデータ集合の点に異なる大きさを与える.の点の大きさはそれぞれ5,10,15である:

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上のプロットでは,Automaticのマーカーを使う代りに,マーカーが明示的に設定されている.プロットで使用するマーカーを指定することについての詳細は,「2D散布図の点の種類と色を変える方法」を参照のこと.

PlotStyleおよびPointSizeを使って,それぞれのデータ集合の点に異なる大きさを設定することもできる.の点の相対的なPointSizeは0.02,の点の相対的なPointSizeは0.04, の点の相対的なPointSizeは0.06である:

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Wolfram言語は,ListPointPlot3D等で生成された3Dの可視化における点の大きさを変更することも可能にする.

ほとんどの場合,デフォルトの点の大きさを変える必要はない:

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Out[1]=

TinySmallMediumLarge等別の点の大きさを選ぶことも可能である: