LimitsPositioning

LimitsPositioning
UnderoverscriptBoxおよびこれに関連したボックス式のオプションとして使われ,従来の記述における上限値と下限値の配置にならうように真上付き文字と真下付き文字の調整をするかしないかを指定する.

詳細詳細

  • UnderoverscriptBox[x,y,z,LimitsPositioning->False]とした場合,yz は常に真上付き文字と真下付き文字としてそれぞ表示される. と記述しても同じである.
  • UnderoverscriptBox[x,y,z,LimitsPositioning->True]は,ボックスの領域が十分に大きいとき として表示され,小さければ として表示される.
  • ボックスが上付き文字等の形で構成されるとき,および文章中にインライン的にあるときは,の形で表示される.
  • デフォルト設定LimitsPositioning->Automaticのとき,表示においてUnderoverscriptBox[x,y,z]の取る形は x により違う.x[Sum][Product]または従来的に範囲指定を伴う表示形のとき,LimitsPositioning->Trueの設定が実際には使われる.その他の場合には,LimitsPositioning->Falseの設定が使われる.
  • 必ずLimitsPositioning->Trueの設定が使われるようにするには,そう表示したいボックス成分をリストとしてまとめ,リストをCellのオプションであるLimitsPositioningTokensに割り当てておく.

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小さな真上付き文字と真下付き文字の要素を持つ低レベル構文を定義する:

In[1]:=
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LimitsPositioning->Trueとすると上下のスクリプトは底の右側に置かれる:

In[2]:=
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Out[2]=

LimitsPositioning->Falseとすると,上下のスクリプトは真上と真下に置かれる:

In[3]:=
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Out[3]=

LimitsPositioning->Automaticとすると,底 では横位置が使われるが x では使われない:

In[4]:=
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Out[4]=
1996年に導入
(3.0)