グラフィックスとサウンドのエキスポート

Wolfram言語ではグラフィックスやサウンドをさまざまな形式でエキスポートできる.Wolfram言語でノートブックフロントエンドを使っている場合は,Wolfram言語の提供する機能を使いグラフィックスおよびサウンドを他のプログラムへ直接コピーしたりペーストしたりすることができる.

Export["name.ext",graphics]グラフィックスをファイル名から判断される形式でファイルにエキスポートする
Export["file",graphics,"format"]グラフィックスを指定された形式でエキスポートする
Export["!command",graphics,"format"]グラフィックスを外部コマンドにエキスポートする
Export["file",{g1,g2,},]グラフィックスの列をアニメーションにエキスポートする
ExportString[graphics,"format"]エキスポートされたグラフィックスの文字列表現を生成する

Wolfram言語グラフィックスとサウンドのエキスポート

"EPS"EPS形式 ()
"PDF"Adobe Acrobat形式 ()
"SVG"スケーラブルベクターグラフィックス ()
"PICT"Macintosh PICT形式
"WMF"Windowsメタファイル形式 ()
"TIFF"TIFFファイル (, )
"GIF"GIFと動画GIFファイル ()
"JPEG"JPEGファイル (, )
"PNG"PNG形式 ()
"BMP"Microsoftビットマップ形式 ()
"PCX"PCX形式 ()
"XBM"X window systemビットマップ ()
"PBM"PBM形式 ()
"PPM"PPM形式 ()
"PGM"PGM形式 ()
"PNM"PNM形式 ()
"DICOM"DICOM医療画像形式 (, )
"AVI"Audio Video Interleave形式 ()

Wolfram言語のサポートするグラフィックス出力形式(第1セクションの形式はデバイスの解像度に依存しない)

プロットを生成する.
In[1]:=
Click for copyable input
Out[1]=
図を,EPS形式でファイルにエキスポートする.
In[2]:=
Click for copyable input
Out[2]=

通常,Wolfram言語外部にグラフィックスをエキスポートする場合はグラフィックスが描画されるサイズを絶対値で指定しておく必要がある.これを行うには,ExportImageSizeオプションを指定する.

図の幅を印刷用ポイント数 x で印刷したいときは,ImageSize->x と指定する.ImageSize->72xi とすれば,図を xi インチの幅で印刷することができる.幅のデフォルト値は4インチになっている.ImageSize->{x,y}で図が x×y の領域に収まるようにスケーリングを施す.

ImageSizeAutomatic印刷用ポイント数での絶対画像サイズ
"ImageTopOrientation"Top画像の中でファイルをどのような向きにするか
ImageResolutionAutomaticdpi単位での画像の解像度

Exportのオプション

Wolfram言語内部では,グラフィックスは最終的に描画されるコンピュータ画面や他の出力デバイスに全く依存しない形で操作される.

多くのプログラムおよびデバイスは,EPS等の解像度に依存しないフォーマットでグラフィックスを取り込むことができる.しかし,中にはグラフィックスを指定された解像度で特別なラスターまたはビットマップフォーマットに変換しておかなければ取り込めないものもある.そのような場合は,Exportにビットマップに必要な解像度をインチ当りのドット数(dpi単位)で指定したオプションImageResolutionを設定する.解像度を低く設定すれば画質は劣るが同時に画像を保存するのに必要なメモリ量も低く抑えることができる.よく使われる解像度はスクリーン表示で72dpi以上,プリンタ出力で300dpi以上である.

"DXF"AutoCADのDXF形式 ()
"STL"STLステレオリソグラフィ形式 ()

Wolfram言語でサポートされる一般的な3Dジオメトリ形式

"WAV"Microsoft wave形式 ()
"AU"μ 法則エンコード ()
"SND"サウンドファイル形式 ()
"AIFF"AIFF形式 (, )

Wolfram言語でサポートされる一般的なサウンドフォーマットの例