シンボル生成処理の内容確認

未知な名前を入力するとシンボルが新規に生成される.場合によっては,生成処理がどう進んだか確認しておきたい.方法がいくつか用意されているので例を挙げながら見てみよう.

On[General::newsym]シンボルを新規に生成する際にその旨を表示し,内容を確認できるようにする
Off[General::newsym]シンボルが新規に生成する際にメッセージ表示を停止する

新規シンボル生成時の内容確認

シンボル生成内容の確認をオンにする.
In[1]:=
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生成されたそれぞれのシンボルについての確認情報が表示される.
In[2]:=
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Out[2]=
確認情報表示をオフに戻す.
In[3]:=
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内容が確認できれば,タイプミス等の誤りを見付けるのにも便利だろう.Wolfram言語自体は入力されたものがタイプミスかどうか判別できない.生成内容を表示させるようにしておけば,少なくともユーザ自身で入力の正確性を確認できる.

$NewSymbol新規にシンボルを生成するたびに実行する,シンボルの参照名とコンテキスト名を引数とした関数を指定する

シンボル生成時適用の関数指定

新しくシンボルを作成するときは,単にシンボル内容を表示させるだけでなく,特別な処理を行いたいときもあるだろう.そのようなときは,大域変数$NewSymbolを使い,それに処理を施す関数を割り当てておくと,新規のシンボルが生成されるたびにシンボルの参照名とコンテキスト名の文字列が関数の引数として自動的に適用されるようになる.

新規に作るたびにシンボルに適用させる関数を定義しておく.
In[4]:=
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Out[4]=
が新たに作成され,両方に上記の関数が適用される.
In[5]:=
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Out[5]=