カーネルからのフロントエンド操作

$FrontEnd現在使用中のフロントエンド
Options[$FrontEnd,option]フロントエンドの大域オプションの設定値を返す
AbsoluteOptions[$FrontEnd,option]オプションの絶対的な設定を返す
SetOptions[$FrontEnd,option->value]フロントエンドのオプションを再設定する
CurrentValue[$FrontEnd, option]オプション値を返し,割当ての左辺に使われたときはオプションの設定を許可する

フロントエンドの大域オプション

セルやノートブックにオプションがあるように,Wolframシステムのフロントエンド自体も各種のオプションを持っており,これらのオプションはカーネルから参照したり設定したりすることができる.

現行フロントエンドのフロントエンドオブジェクト.
In[1]:=
Click for copyable input
Out[1]=
フロントエンドがノートブックに使っているディレクトリの名前.
In[2]:=
Click for copyable input
Out[2]=
オプション
デフォルト値
NotebookBrowseDirectory(システム依存) ノートブックファイルを開いたり保存したりするデフォルトディレクトリ
NotebookPath(システム依存) ノートブックを検索するパス
Language"English"テキストのデフォルトによる言語
MessageOptions(設定値のリスト)ヘルプや警告メッセージの扱い方オプション

代表的なWolframシステムフロントエンドのオプション

NotebookWriteを使うことによって,キーボードで入力できる普通のテキストはすべてカーネルから直接入力できる.FrontEndTokenExecuteを使うと,フロントエンドが実行できるコマンドをカーネルから送り出すことができる.これらにはメニューコマンドも含まれる.

FrontEndTokenExecute["name"]コマンドをフロントエンドで実行する

フロントエンドでのコマンドの実行

"Indent"選択されている行をタブ1つ分インデントする
"NotebookStatisticsDialog"ノートブックの編集状況を統計化し,結果をダイアログボックスにおいて一覧表で表示する
"OpenCloseGroup"セルのグループを開け閉めする
"CellSplit"挿入点があるセルを2分する
"DuplicatePreviousInput"前の入力を新たなセルにコピーする
"FindDialog"検索ダイアログを呼び出す
"ColorSelectorDialog"色の指定ダイアログを呼び出す
"GraphicsAlign"選択中のグラフィックスを配置合せする
"CompleteSelection"選択された文字列を入力として完成する

フロントエンドへ送り出すことができるコマンド