文章への数式の挿入

数式と文章が混在したノートブックを作成する最も簡単な方法は,それぞれを別のセルに分けて入力することである.しかし,場合によっては,式を文章に直接挿入したいことやその逆もある.

Ctrl+(またはCtrl+9テキスト中の式または式中のテキストの挿入開始
Ctrl+)またはCtrl+0テキスト中の式または式中のテキストの挿入終了

テキスト中の式または式中のテキストの挿入開始

テキストセルに数式を入れたノートブック例.

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ノートブックには,実際に評価させるための数式と,単に読むためだけの式の2つのタイプが混在することが多い.

テキストに式を挿入するときは,メニュー項目形式変換StandardForm(標準形)またはTraditionalForm(慣用形)を使って,選択した式をStandardFormあるいはTraditionalFormに変換できる.StandardFormは,通常,式がWolframシステムプログラムの一部であると考えられるときに適している.

しかし一般に式は,最終的にWolfram言語の入力として与えられるかどうかにかかわらず,全く同じ方法で入力することができる.

ただし,表示上,数式をなるべく植字印刷的な見やすい形にするため,Wolfram言語により,例えば,演算子の両側にスペースが挿入されたりして式の形が自動調整される.このような場合,ユーザの数式の入力がWolfram言語の期待する入力法に従っていなければ,調整処理はかえって式の表示をおかしくしてしまうこともある.実際にそうなってしまったなら,植字印刷的な細かい調整を手動で行う必要が出てくるだろう.