WOLFRAM言語チュートリアル

関数を使った式の部分抽出

「リスト要素の操作」において,位置に基づいたリストの要素抽出の仕方を説明した.多くの場合,並び順に基づいた抽出ではなく,要素の値に基づいた抽出が必要になる.

Select[list,f]を使うと,関数 f を判定条件としてリスト list の要素を選択することができる.つまり,Selectは,list の各要素に f を適用し,結果がTrueとなる要素だけを保持しておく.

純関数の値をTrueとする入力リストの要素,つまり,4以上の値を持つ要素だけを選択させる.
In[1]:=
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Out[1]=

Selectはリスト以外の一般式にも適用することができる.

これは,, そして項の加法式を与える.
In[2]:=
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Out[2]=
Selectを使うことで,シンボルに依存しない和の項だけを取り出すことができる.
In[3]:=
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Out[3]=
Select[expr,f]関数 fTrueとする要素だけを式 expr から抽出しリストを構成する
Select[expr,f,n]expr の最初の n 個要素において,関数 fTrueとする要素だけを抽出しリストを構成する

式の部分の選択

「パターン適用範囲の制限」で,Selectの判定条件としてよく使われる条件子をいくつか説明するので参照のこと.

指定された判定条件を満足する要素,つまり,第1要素だけが抽出される.
In[4]:=
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Out[4]=