2Dグラフィックスの要素

Point[{x,y}]座標 xy に点を描く
Line[{{x1,y1},{x2,y2},}]座標点, , を結ぶ線を引く
Rectangle[{xmin,ymin},{xmax,ymax}]領域を塗り潰した長方形を描く
Polygon[{{x1,y1},{x2,y2},}]領域を塗り潰した多角形を描く
Circle[{x,y},r]半径が r で,中心座標が xy の円を描く
Disk[{x,y},r]領域を塗り潰した,半径が r で,中心座標が xy の円板を描く
Raster[{{a11,a12,},{a21,},}]グレースケール0から1の明暗度の方形セルの配列模様を描く
Text[expr,{x,y}]文字列 expr を,その中心が座標 xy を取るように配置する(「テキスト用グラフィックスプリミティブ」を参照のこと)

2Dグラフィックスの基本要素

線のプリミティブをオブジェクト化しておく.
In[1]:=
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Out[1]=
2Dグラフィックスとしてオブジェクトを描画させる.
In[2]:=
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Out[2]=
座標軸を加える.
In[3]:=
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Out[3]=

関数Plot等によって生成したグラフィックスプリミティブから構成されたグラフィックスオブジェクトは,1つのグラフィックスにまとめることができる.

プロット関数でグラフを作る.
In[4]:=
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Out[4]=
前に作った折れ線のオブジェクトと合成させる.
In[5]:=
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Out[5]=

複数のグラフィックス要素を合成したいときは,要素をリスト形式で入力すればよい.2Dグラフィックスでは,入力した順序で要素が描画される.後で入力したものは先に入力したものの上に重ねて描かれるので注意する.

2つの青い長方形(Rectangle)要素である.
In[6]:=
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Out[6]=
折れ線を先に入力し,その後に長方形を入力する.表示させると,長方形は折れ線にかぶさるように描かれる.
In[7]:=
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Out[7]=

多角形のプリミティブPolygonを2D座標点のリストで入力する.各座標点が多角形の頂点を表し,最初と最後の座標点が結ばれ多角形が完結する.多角形の領域は塗り潰される.

正5角形の頂点の座標を計算しておく.
In[8]:=
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Out[8]=
5角形を描画する.標準縦横比を使っているので,やや潰れてみえる.
In[9]:=
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Out[9]=
Point[{pt1,pt2,}]からなるマルチポイント
Line[{line1,line2,}]からなるマルチライン
Polygon[{poly1,poly2,}]多角形 からなる多重多角形

複数の要素を取ることのできるプリミティブ

多数の点を表すためには,1つのPointプリミティブの内部に座標のリストを置くとよい.同様に,多数の線や多角形も座標のリストのリストとして表すことができる.このように表現すると効率的であり,通常Wolframシステムフロントエンドでより速く描画される.RGBColorのようなグラフィックスプリミティブはプリミティブ全体の集合に一様に適用される.

すでに定義した座標集合に基づく多重多角形を生成する.
In[10]:=
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Out[10]=
青で彩色されたマルチポイントである.
In[11]:=
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Out[11]=
Circle[{x,y},r]半径 r,点を中心とする円
Circle[{x,y},{rx,ry}]半軸 および の楕円
Circle[{x,y},r,{theta1,theta2}]円弧
Circle[{x,y},{rx,ry},{theta1,theta2}]楕円弧
Disk[{x,y},r], etc.塗り潰された円板

円と円板

半径2である2つの円を表示する.
In[12]:=
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Out[12]=
座標軸の正方向に行くに従い 軸方向に増やし, 軸方向に縮小する.
In[13]:=
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Out[13]=

円や楕円の弧も描画できる.どちらの形の弧でも,始点と終点を指定する2つの角度が必要である.角度は反時計回りに計ったもので,ラジアンで指定する.角度ゼロは 座標軸上の正方向を指す.

原点を中心とする140°のクサビ形を描く.
In[14]:=
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Out[14]=
Raster[{{a11,a12,},{a21,},}] グレースケール0から1の明暗度の方形セルからなる縞模様を描く
Raster[{{{a11,o11},},}]不透明度が0から1間までのグレースケールの配列
Raster[{{{r11,g11,b11},},}]RGB値が0から1までの配列
Raster[{{{r11,g11,b11,o11},},}]不透明度が0から1までのRGB値の配列
Raster[array,{{xmin,ymin},{xmax,ymax}},{zmin,zmax}]対角座標がの長方形領域に, グレースケール幅 から の明暗度の配列の各要素をセルとした縞模様を描く

ラスター関数を使った縞模様要素の生成

0から1の値を持った4×4要素の配列を作っておく.
In[15]:=
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Out[15]=
配列の各要素を明暗度とした方形の縞模様を描く.
In[16]:=
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Out[16]=
同じ縞模様を入れ子状に表示する.
In[17]:=
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Out[17]=
ColorFunctionオプションを使うと,Rasterが彩色されるデフォルトの方法を変更することができる.
In[18]:=
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Out[18]=