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このユーザガイドは,Mathematica を外部プログラムとともに使う従来の2種類の方法に従って,2部で構成されています.最初は外部プログラムを「インストール」してMathematica 環境を拡張することにより,その機能がMathematica に組み込まれているかのようにするものです.これは,人気のある数多くのアプリケーションやツールによってサポートされる「プラグイン」の概念に似ています.2つ目はバックグラウンドで実行される演算エンジンとしてMathematica を呼び出すプログラムを作成するものです.

Javaクラスをロードして呼び出すことによってMathematica 環境を拡張する方法は,第1部で説明します.第1部は特別なプログラム技術を必要としないので,幅広い方々に興味を持っていただけることでしょう.そこで説明されている機能を使うのに,Javaプログラマである必要はないのです.J/Link をそのようにお使いになりたい場合は,1.1の「J/Link ベーシック」をお読みください.すぐにJ/Link を使い始めることができます.1.2の「高度なトピック」にもぜひ目を通してください.これはJ/Link に少し慣れてから精読されるとよいでしょう.1.3は便利なプログラムの例を提示しています.

第2部では演算にMathematica を使うJavaプログラムの書き方を説明します.第2部ではJ/Link をJava用のMathLink Developer Kitとして取り上げています.MathLink について多少の知識をお持ちであることを想定しています.MathLink Mathematica ブックの2.13で取り上げられています.

このマニュアルでは演算にMathematica を使うJavaプログラム,並びにJavaを呼び出すMathematica プログラムの作成を説明するのに「J/Link プログラミング」という言葉を使っています.文脈から,どちらを意味するかははっきりするはずです.



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