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カバー画像

Mathematica 5を象徴するエッシャースタイルの双極12面体の作成

Michael Trott

Copyright Michael Trott 2003

手順の概要

ステップ1

原点を中心とする正12面体を作成する.

ステップ2

12面体の各面を直角三角形に分割する(M. C. Escherの「Quadratlimit」に類似).さらにその各々を縮小し,互いの間に隙間が生じるようにする.

ステップ3

各三角形をさらに分割し,次のステップで表面が変換されたときに,結果の面が比較的滑らかになるようにする.

ステップ4

すべての三角形の輪郭が作成される.

ステップ5

各三角形に放射変換を施す.各三角形を,それより原点側にあるやや小さい三角形に繋げることで,奥行を持たせる.

ステップ1:正12面体

プラトン(Platonic)の立体を描画するプリミティブを含んでいる標準パッケージをロードする.

正12面体を表示する.

ステップ2:三角形への分割

関数SolidToTrianglesはプラトンの立体の各面を直角三角形に分割する.

12面体に適用する.結果は次のようになる.

ステップ3:三角形の分割

以下はエッシャースタイルで三角形を分割するための三角形のリストである.

関数MapTo3DTriangleはこの三角形分割を上記の12面体の三角形分割のすべての三角形にマップする.

ステップ4:三角形の辺の作成

関数TriangleBordersはすべての三角形の輪郭を作成する.

ステップ5:放射変換と厚み

次に放射変換を行う関数を作成する.

関数contractのプロット.

contractに適用すると,次のような双極12面体ができる.

関数Hyperbolicizeの三角形の輪郭をとり,関数contractを適用する.さらに,をやや小さくしたものでも同様に行い,結果として得られた2つの双極12面体の辺を繋ぐ.

次の式で,最終的なカバー画像が出来上がる.の三角形の辺には厚みがあり,収縮している.

応用

上記実装は他のプラトン立体,放射変換,カラースキームでも使用できる.次は立方体(六面体)に適用する.



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