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1.9.11 補足:アニメーション
Mathematicaでは,静止画だけでなく動画(アニメーション)を作成することもできる(一部のコン ピュータではシステム的な制約があり,この機能はサポートされない場合もある).
アニメーションの基本は,代る代るに表示するための連番フレームの生成にある.各フレームは上述のプロット機能を使い作成することができる.そして,各フレームを動画として表示する方法はインターフェースによって変わってくる.ノートブックを使っている場合は,各フレームを一連のセルにまとめ,そのセルに対してコマンドをかけることによりアニメーションを始める. テキスト型インターフェースの場合は,ほとんどのシステムでは外部プログラムを使いアニメーションを表示するように なっている.この外部プログラムは,Mathematicaセッションの中からコマンドAnimateを入力することで呼び出す仕組みになっている.

アニメーションの作成
アニメーションを作る上で重要なことは,コマ送りするフレームをすべて規格的に統一しておく,ということである.例えば,各グラフの作成においてPlotRangeを一定の値に設定し,プロットのスケールを統一しておく必要がある(デフォルトでは,プロット範囲は自動設定なので,フレーム間で範囲がバラバラになりかねない).また,視点を変えていくような3Dグラフィックスのアニメーションでも,すべてのフレームでスケールが同じになるように設定しておく必要がある.これは,プロットコマンドにSphericalRegion -> Trueを指定しておくことでできる.
フレームにするグラフィックスオブジェクトのリストを作っておく.DisplayFunction -> Identityとしておき,Plot3Dによるグラフの表示を禁止している.また,PlotRangeを限定し,軸スケールがすべてのフレームで同じになるようにしている.
In[1]:= Table[ Plot3D[ BesselJ[0, Sqrt[x^2 + y^2] + t], {x, -10, 10}, {y, -10, 10}, Axes -> False, PlotRange -> {-0.5, 1.0}, DisplayFunction -> Identity ], {t, 0, 8} ] // Short
Out[1]//Short= 
システム的に機能がサポートされていれば, ShowAnimation[%]と入力することでアニメーションを開始することができる.ここでは,フレームの図を3列表示させ,図の確認にとどめておく.
In[2]:= Show[ GraphicsArray[ Partition[%, 3] ] ]

Out[2]= 
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