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1.10.4 いろいろな式や記号の入力

よく使われる数学記号の特殊表示形( は キーを示す)
これは,Sin[60 Degree]と同じである.
In[1]:= Sin[60°]
Out[1]= 
英語読みの正式名を使い入力する.
In[2]:= Sin[60 \[Degree]]
Out[2]= 
エイリアスを使い入力することもできる.
In[3]:= Sin[60 deg ]
Out[3]= 
角度をラジアンで表す.
In[4]:= 
Out[4]= 

いくつかの演算子の特殊形式 A.2.7 に 完全なリストがある
置換規則は,普通の記号2個から構成される->を使い入力することができる.
In[5]:= x/(x+1) /. x -> 3 + y
Out[5]= 
このように入力してもよい.
In[6]:= x/(x+1) /. x \[Rule] 3 + y
Out[6]= 
さらに,こうしてもよい.
In[7]:= x/(x+1) /. x 3 + y
Out[7]= 
これでもよい.
In[8]:= x/(x+1) /. x -> 3 + y
Out[8]= 
置換を意味する特殊矢印記号 は,デフォルトで出力にも使われる.
In[9]:= Solve[x^2 == 1, x]
Out[9]= 

入力には使われるが出力には使われない特殊表示形の演算子
入力に割り算記号 を使っても正しく認識されるが,出力では通常使われない.
In[10]:= x ÷ y
Out[10]= 
本節では入力形に特殊文字を用いているが,この点を除けば,テキスト1行からなる通常の入力(1D入力法)と 同じである. これに対して,ノートブックでは二次元式を直接入力することもできる.

ノートブックにおける2D形の入力法と1D形の入力法のいくつか
二次元式の入力は,1.10.2 に記載したどの方法を使っても行うことができる.注意事項として,和,積,積分の上限と下限は,それぞれ,真上付き文字と真下付き文字として入力する.上付き文字と下付き文字ではない.
不定積分を入力する.微分用のdである dd を使うことに気を付ける.
In[11]:= int f[x] dd x
Out[11]= 
これは,直接評価が可能な不定積分である.
In[12]:= 
Out[12]= 
従来の方法で同じ積分を入力する.
In[13]:= Integrate[Exp[-x^2], x]
Out[13]= 
全く同じ積分が入力されるが,それは二次元式として表示される.
In[14]:= \!\( \[Integral] Exp[-x\^2] \[DifferentialD]x \)
Out[14]= 

演算子の入力で使われる特殊文字(詳しくは3.10の一覧を参照)
総和記号とギリシャ文字の大文字のシグマは全く同じように表示されるが,Mathematicaでは両者は完全に区別される.シグマは単なる文字だが,総和記号は,Mathematicaに対して総和の演算を行うように指示をする演算子である.
大文字シグマは単なる文字でしかない.
In[15]:= a + \[CapitalSigma]^2
Out[15]= 
シグマと同じようだが,総和記号は演算子としての意味を持つ.
In[16]:= sum  + n=0  % m   1/f[n]
Out[16]= 
別の入力法で同じ式を入力してみる.和の式を包括するように総和記号が大きく表示される.
In[17]:= \!\( \[Sum] \+ \( n = 0 \) \%% m 1 \/ f[n] \)
Out[17]= 
総和記号とギリシャ文字の大文字のシグマが全く別なものであるように,ローマ字dと積分表記で使う微分記号 も全く別なものである.二次元式で積分を入力するときは,必ず ( dd で入力)を使う.間違ってローマ字のdを入力してしまったなら,それはdという名前のシンボルとして扱われてしまう.積分演算子の第2構成要素としては扱ってくれない.
の導関数を計算する式を入力する.
In[18]:= 
Out[18]= 
普通の1D形で同じ導関数を入力する.
In[19]:= D[x^n, x]
Out[19]= 
3階微分を計算する.
In[20]:= 
Out[20]= 
同じ計算を行う1D形の式.
In[21]:= D[x^n, x, x, x]
Out[21]= 
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