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3.10.5 構造化要素とキーボード文字

隠し文字

12の間には見えないが隠しコンマがおかれている.

In[1]:=

Out[1]=

この式には x yの間に隠しスペースが入っているので, x yの乗算と解釈さ れる.

In[2]:=

Out[2]//FullForm=

\[Null]は表示に現れないが,上付き文字だけを入力したいときに使うと便利である.

In[3]:= \!\(f[x, \[Null]\^a]\)

Out[3]=

\[AlignmentMarker]は表示に現れないが,列の要素を揃えるための指示を与える.

In[4]:= GridBox[{{"b \[AlignmentMarker]+ c + d"},
{"a + b \[AlignmentMarker]+ c"}},
ColumnAlignments->"\[AlignmentMarker]"] // DisplayForm

Out[4]//DisplayForm=

間隔調整文字と改行文字

ボタン編集用の文字

パレットのボタンを編集するときによく,プレースホルダをあしらったテンプレートを設けることがある.プレースホルダは式の挿入点を表すのに加えられる.また,ボタン内容のペースト要求があると文書で選択した式が挿入されるが,その位置は \[SelectionPlaceholder]で指定する.さらに,選択した式の挿入に続けて他の式も挿入するときは \[Placeholder]を使い挿入位置を指定しておく.2次的な式を挿入する際は Tabキーを使うと,次の挿入点にジャンプできて便利である.

キーボードのキーを表すための記号

Mathematicaへ式をどう入力するか説明するときは,どのキーを押したらよいかを説明しなければならないだろう. の記号を使えばそのようなキーを表す記号を簡単に入力することができる. はスペース文字として実際に処理されることに注意のこと.

の入力方法.

In[5]:= "\[EscapeKey]a\[EscapeKey]
\[ControlKey]\[LeftModified]^\[RightModified]2
\[ControlKey]\[LeftModified]\[SpaceIndicator]\[RightModified]"

Out[5]=

Mathematica出力に表示される文字

Mathematicaは,その数値を次の行に続けて表示するとき \[Continuation]の文字を使う.

In[6]:= 60!

Out[6]=

未処理のキーボード文字

普通のキーボード文字を Mathematica独自の書体で描画できるように,フォントが Mathematicaと一緒に配布されている.その理由はオペレーティングシステムの標準システムフォントでは必要な書体が得られないからである.例えば,標準フォントでは, ^ ~の記号はよく小さめに描かれ,行の中心位置より上側におかれる. Mathematicaのフォントでは,分かりやすくするため,この記号を大きめにして中心位置に描く.



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