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A.1.5 数

数の基本型
Mathematicaでは,どのタイプの数においても桁数に制限はない.Mathematicaは整数,有理数,実部と虚部がそれらからなる複素数については,可能な限り,厳密な計算を行う.
Mathematicaには2種類の近似実数が存在する.任意精度と機械精度である.任意精度の数の計算では,全桁が正確な値を表すよう,数の精度が自動調整される.
一方,機械精度の数を使う場合は,すべての計算が固定桁精度で行われる.このため,出力されるすべての桁が有効であるとは限らない.
特に指定しなければ,入力した実数が$MinMachineNumberから$MaxMachineNumberの範囲にあり,その桁数が$MachinePrecisionより小さいとき,実数は機械精度の数として扱われる.
InputFormでは,末位の桁がゼロである場合を除いて,機械精度の数は$MachinePrecisionの有効数字で表示される.
どのバージョンのMathematicaにおいても,数値は0を除き$MinNumberから$MaxNumberの範囲に限られる.この範囲を超えた場合,数はUnderflow[ ],またはOverflow[ ]で表される.
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