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A.2.9 ボックスの入力

ボックスの入力法

コントロールキー

標準コントロールキー

英語キーボードでは,左側と右側の両方のControlキーが使用可能である. その他のキーボードでは左側のキーは使えるが,右側のキーは使用できない可能性がある.

テキスト記述によるボックスの構築

ノートブックにおいてStandardFormTraditionalFormのセル中等で,テキスト入力によりボックスを作成するとき,入力はカーネルへ直接入力する場合と多少違った扱いになる.

まず,入力形はトークンに分解される.次に,各トークンは個別の文字列としてボックス構造に入れられる.例えば,xx+yyyと入力したなら,"xx""+""yyy"のトークンに変換される.

ボックスの構築に使用されるトークンの種類

各演算子とその被演算子を保持するためRowBoxが作成される.RowBoxのネストはMathematicaの標準文法の優先順位に従って決定される.

間隔調整文字は自動的には除去されないが,連なった間隔調整文字は1つのトークンにまとめられる.

文字列による入力

ボックスの入力

記号 \( \)の間に記述されるテキスト入力はボックスを構成するためのものと解釈される. \!を指定したときにのみボックスの解釈を行う.例えば, \!がないとき,入力形x \^ ySuperscriptBox[x, y]のままにされ,Power[x, y]へは変換されない.

最も外側の \( ... \)の内側に別の \( ... \)を使うと,新たなRowBoxが挿入され,グループ化が行われる.

文字列を使ったボックスの構築

\( \)の間に入力した文字列中のスペース,タブ,改行文字は削除される.スペースを挿入したい場合は \を使う.特殊な間隔調整文字である\[ThinSpace]\[ThickSpace]\[NegativeThinSpace]等は削除されない.



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