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はじめに

この節にはMathematicaバージョン5で組み込まれているオブジェクトがアルファベット順で並べられている.

組込みの値を持たないオブジェクト,例えば演算子に関連付けられているCirclePlusのようなオブジェクトは記載していない.

標準パッケージについては,Mathematicaに標準で添付されているものではあるが,ここでは説明していない.

特定の組込み関数のみで使用されるオプションについては,独立した項目を設けていないことがある.

また,あるオブジェクト(主に外部とのやり取りに関するもの)はシステムによっては使えない場合がある.

「バージョン#の新関数」はその関数がMathematicaのどのバージョンで初めて登場したのかを示す.

「バージョン#で大幅改訂」は機能面の大幅な変更が最後に加えられたバージョンを示す.

Mathematicaの内部コードは常に改善され続けているので,主要バージョン間では多くの組込み関数のコードに何らかの変更が加えられているのが普通である.このため,リスト中のオブジェクトに「バージョン#で大幅改訂」の記号が付いていなくても,効率や結果の質が大きく向上していることもある.

このリストにはSystem`コンテキストに置かれている標準の組込みMathematicaオブジェクトだけが含まれている.実際のMathematicaには,System`コンテキスト, Developer`コンテキストおよびExperimental`コンテキストに置かれているオブジェクトも数多く存在している.オブジェクトの仕様は将来のバージョンで変わる可能性があるため,製品開発のためには,System`コンテキストに置かれている,すでにドキュメント化されているオブジェクトだけを使用するのが最良である.読者のバージョンのMathematicaのオンライン文書には,Developer`およびExperimental`オブジェクトに関する情報が含まれているかも知れない.詳細な情報はWolfram Researchのホームページから入手できる.

組込みオブジェクトのコンテキスト

多くのバージョンのMathematicaでは,ヘルプブラウザ(1.3.8参照)からこの節の内容をオンラインで見ることができる.また,?FMathematicaカーネルに入力することでオブジェクトFに関するだいたいの記述を得ることができる.

ここで触れている関連パッケージについてはヘルプブラウザまたはWolfram Researchから出版されているStandard Add-on Packages(標準アドオンパッケージ)を参照されたい.パッケージで定義されている関数は将来互換性を持たないような変更をうける可能性があるので注意が必要である.

以下に示す中には,ほとんどのバージョンのMathematicaにおいてMathematicaプログラムのソースコードで与えられている関数も多い.それらのプログラムの格納位置についての情報はオンライン文書で得られる.

このリストには1226個のオブジェクトが記述されている.



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