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A.8.2 ロード可能なファイル
いろいろな状況下でシステムにロードできるファイルを追加してMathematicaをカスタマイズすることができる.追加ファイルは従来はシステムワイドなあるいはユーザ独自の「ベースディレクトリ」にロードされる.

Mathematicaがロードするファイル用のベースディレクトリ

$BaseDirectoryの典型的な値

$UserBaseDirectoryの典型的な値
これらのディレクトリ用に異なる場所が指定したければMathematicaを実行する際にオペレーティングシステムの環境変数を変更するとよい.これについては A.7.1で詳しく説明してある.

Mathematicaのベースディレクトリの典型的なサブディレクトリ
ベースディレクトリ中のファイルの中には,Mathematicaのカーネルまたはフロントエンドに自動的に使用されて設定ファイルの役割をするものもある.

カーネルとフロントエンドの典型的な設定ファイル例
カーネル用設定ファイルはMathematicaのコマンドで記述されている.そこでは$SystemIDや$MachineName等を調べて,実行する操作を決定することができる.フロントエンド用設定ファイルにはある限られた種類の特殊コマンド(A.2.12を参照)のみを書くことができる.

$BaseDirectoryと$UserBaseDirectoryのサブディレクトリ
カーネルの$Pathのデフォルト設定では,アドオンは単に<<name`コマンドによってMathematicaセッションに読み込むことができる.このときアドオン用のinit.mファイルが読み込まれ,それによりパッケージの動作に必要な他のファイルやパッケージが読み込まれる.
アドオンを$BaseDirectoryあるいは$UserBaseDirectoryのサブディレクトリに置くことで,カーネルあるいはフロントエンドを起動したときにMathematicaが自動的にそのアドオンを読み込むようにできる.

アドオンディレクトリの典型的な内容
フロントエンドのデフォルトの文書探索パスでは,Documentationディレクトリのすべての文書をフロントエンドのヘルプブラウザから自動的に参照することができる.
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