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2.11.10 テキストとフォントのオプション

書式に関する一般的なオプション

強制改行を含まない長い文は,Mathematicaが自動的に折り返す.オプション PageWidthは,このときのそれぞれの行の長さを指定する.

ページ幅PageWidthに関するオ プション

オプション TextAlignmentはテキストの改行の揃え方を指定する.Mathematicaは普通スペースや句読点で改行するので,それぞれの行の長さは一定でない.その結果,段落の端は揃わないことになる.Mathematicaでは,スペースを調整してそれぞれの行の長さを等しくすることができる.オプション TextJustificationを設定して,行がどのくらい延び縮みしてもよいかの割合を指定できる.TextJustification->1とすると「完全揃え」となる.つまり,行の長さはすべて厳密に等しい.

テキストの揃え位置TextAlignmentのオプション

TextAlignment->Leftおよび TextJustification->0と指定したテキスト.

TextAlignment->Centerでテキストは中央揃えとなる.

TextJustification->1では,語間スペースが調整されて行の長さが一定になる.

TextJustification->0.5では,不揃いは減るものの行の長さは厳密に一定にはならない.

Mathematicaに複数行に渡る文を書くとき,リターンキーを押すとそれは段落の終りとみなされる.段落の初めのインデント(字下げ)の大きさは,オプション ParagraphIndentによって設定される.その量を負の数にすると,初めの行は2行目以降よりも左に飛び出る.

行間指定のオプション

デフォルトの設定 LineSpacing->{1, 1} のテキスト.行間のスペースが 1ポイント余分に取られている.

LineSpacing->{1, 5}では,テキストは上下に緩くなる.

LineSpacing->{2, 0}では,テキストは 1行おきとなる.

LineSpacing->{1, -2}では,行間が詰まる.

フォントのオプション

フォントファミリの代表例

フォントスタイルの代表例

Mathematicaでは,かなり詳細にフォントを使い分けることができる.しかし,場合によってはフォントに要求するファミリとスタイルの組合せが使っているコンピュータに存在しないことがある.その場合 Mathematicaは,これに最も近いと思われるものを選ぶ.加えて,FontPostScriptName等の補足的なオプションがあり,Mathematicaが適切なフォントを探し出せるようにすることができる.さらに,FontSubstitutionsにルールのリストを与え,フォントを代用するときに使うフォントファミリを指定することができる.

普通のテキストには極めて多種のフォントを選ぶことができる.しかし,技術的な特殊文字やギリ シャ文字については選択の範囲は狭い.Mathematicaシステムは,それが使うすべての特殊文字のフォントを持っている.それには 3つの種類があり,それぞれ普通形(Timesに対応する),等幅(Courierに対応する),サンセリフ(Helveticaに対応する)である.

一定のテキストフォントに対して,Mathematicaはそれに最もマッチする特殊文字を選ぶ.ユーザは,オプション FontProperties "FontSerifed" "FontMonospaced"を指定するルールを与えることによってこれを補佐することができる.さらに,"FontEncoding"にルールを与えることによって,明示的にフォントのコードを指定することができる.



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