|
2.9.22 メッセージ:英語以外の言語への対応
標準版の組込み関数用メッセージは米国英語に対応した形で記述してある. Mathematicaの言語別バージョンによっては英語以外の言語で記述したメッセージも提供されている.また,ユーザ定義のメッセージも英語以外の言語で記述できるようになっている.
言語指定は英語の言語名(文字列)で行われる.英語読みの名前が使われる理由は,特殊文字を必要としないためである.例えば,フランス語を指定するなら,"French"とする.

メッセージの言語環境の設定
フランス語に対応したメッセージ環境を設定しておく.
In[1]:= $Language = "French"
Out[1]= 
使用中のMathematicaのバージョンがフランス語のメッセージを持つ場合,ここで生成されるメッセージはフランス語となる.
In[2]:= Sqrt[a, b, c]

Out[2]= 

メッセージ指定のデフォルト書式と言語対応した書式
関数処理でメッセージ表示の要求があると,まず $Languageの言語指定が参照され, s::t::Languageの言語別メッセージが検索される.見付からない場合は, s::tの標準英語メッセージが使われる.
組込み関数で取られる上記の検索ステップは, Messageを使い s::tのメッセージをユーザ定義の関数から表示するときにも使われる.ただし,メッセージ指定に言語を明示した場合は,その言語のメッセージしか検索されないので注意する.
|