Mathematicaの記号的アーキテクチャの柔軟性は,局所化,モジュール化のため慎重に定義された構文が豊富に用意されていることに反映されている.複数のスコープ形式を使うことにより,洗練されて解釈しやすく,効率のよいプログラミングが可能になり,プログラムをデータとする考え方をサポートし,数学的な変数の表記と直接対応することができる.
With — 指定された変数を値に置き換えて評価する
Module — 変数の名前を局所化する(レキシカルスコープ)
Block — 変数の値を局所化する(ダイナミックスコープ)
DynamicModule — 動的インターフェース構文の変数の名前を局所化する
Function — 正式な変数が自動的にスコープされる純関数
Rule (
->),
RuleDelayed (
:>) — 自動的にスコープされる名前付きのパターン
Set (
=),
SetDelayed (
:=) — 自動的にスコープされる名前付きのパターン
Table — 表を作成し,反復子変数が自動的にスコープされる
Begin,
End — シンボルの名前空間を局所化する
Quiet,
Check — メッセージを局所化する
BlockRandom — 擬似ランダムな変数を局所化する