list 中の要素が何らかの確率分布に従ってランダムに選ばれたと考えられるなら,「平均」は分布の中央がどこにあるかを推定し,標準偏差は分布におけるばらつきの度合いを推定する.
メジアン
Median[list]は,事実上,順序付けられたリスト
list の中央の値を与える.これは値の広がりに依存する度合いが低いので,分布の中央を知るための平均よりも強力な尺度であると考えられることが多い.
しかし,分位数の定義で使われているものはこの他にも10種類程ある.そのすべてが多少異なった結果を与える.
Mathematica は
Quantile[list, q, {{a, b}, {c, d}}]の形式で4つの「分位数のパラメータ」を導入して一般的な事例をカバーする.パラメータ
a と
b は実際にリストのどの部分が
q の位置であるかを定義する.これが整数の位置に当たるときにはその位置にある要素が
q に当たる分位数とみなされる.これが整数の位置にないときには,
c と
d で定義されているようにどちらかの側の要素の線形結合が使われる.
データ中の各項目が値のリストを含む場合がある.
Mathematica の基本的な統計関数はそのようなリスト中の対応するすべての要素に自動的に適用される.