変数の定義
長引く計算では変動する値を持つ数に分かりやすい名前を付けておくと参照しやすくなり便利である.数学や他のプログラミング言語で行うのと同様に,
Mathematica では名前を付けた変数を用いることができる.
| Out[1]= |  |
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| Out[2]= |  |
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| Out[3]= |  |
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piに40桁精度の  の近似値を割り当てる.
| Out[4]= |  |
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| Out[5]= |  |
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2を近似させる. piと同じ桁精度で表示される.
| Out[6]= |  |
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| x=value | 値を変数x に割り当てる |
| x=y=value | 値を変数x とy に割り当てる |
| x=.または Clear[x] | 変数x に割り当てられている値を消去する |
変数への値の割当て
変数に割り当てた値は半永久的である.一度ある値を変数に割り当てたなら,明確に消去しない限りその値は変わらない.もちろん
Mathematica を再起動すればすべての変数が消え失せる.
Mathematica の計算でよく見掛ける間違いは,ユーザが前に定義した変数を消し忘れたことが原因で起こるものである.例えば,
x=5と割り当てたら,明確に消去しない限り
5の値を持った
xが存在し続ける.必要なくなったら,変数が保持する値は消去しておく.
| • 値が割り当てられている変数を使い終えたら,直ちにその値を消去すること. |
変数使用終了の注意点
変数にはどんな名前を付けても構わない(一部例外あり).名前の長さには制限はないが,名前は数字で始まってはいけない.例えば,
x2は変数名として有効だが,これに似た
2xは
2*xと同義であるから,変数名としては使えない.
変数名の解釈において大文字と小文字は区別される.組込みオブジェクトはすべて大文字で始まる.これと混同しないようにユーザ定義の変数は小文字で始めるとよい.
| aaaaa | 小文字だけで記述される変数名の書式(ユーザ定義の名前) |
| Aaaaa | 組込みオブジェクトの名前は大文字で始まる |
変数名定義の規則
変数の使い方は一般の数学における使い方と同じである.ただし,以下の点に気を付ける必要がある.
| • x yはx掛けるyを意味する. |
| • 間にスペースのないxyはxyという名前の変数である. |
| • 5xは5掛けるxを意味する. |
| • x^2yは(x^2) yに等しいが,x^(2y)には等しくない. |
変数を使う際の注意点