数式,リスト,グラフィックスと
Mathematica では各種のオブジェクトを扱うことができる.見掛けはずいぶんと違うが,
Mathematica では,すべてが統一的に表現される.つまり,すべては「式」として表される.
式の記述に,いつも
f[x, y, ...]の書式を使う必要はない.例えば,足し算式なら,
x+yと書いてもよい.しかし,一旦,
Mathematica に入力されたなら,この式は,
Plus[x, y]とされ,違った形に変換される.また,表示されるときは,再び,
x+yの形式に逆変換される.ここで決め事として,
Plus[x, y]に代表される式の表し方を完全形と呼ぶことにする.
式
f[x, y, ...]においてオブジェクト
f は式の「頭部」と呼ばれる.これは,先頭に位置するのでそう呼ばれる.式の頭部が何か調べるには
Head[expr]の機能を使う.計算プログラムを作る際に,式がどんなものか知る必要がよくあるが,そのようなときにこの機能を使い頭部を調べるとよい.