どのように MathLink は使われるか
MathLink は,プログラムが
Mathematica とやり取りできるようにするメカニズムを提供している.
| • Mathematica.の中から外部プログラムの関数を呼び出すこと. |
| • 外部プログラムから Mathematica を呼び出すこと. |
| • 新たなMathematica のフロントエンドを使うこと. |
| • 外部プログラムとMathematica の間でデータを交換すること. |
| • 並列に動いている Mathematica の間でデータを交換すること. |
MathLink の使い方の例
MathLink は,外部プログラムが
Mathematica とコミュニケートするための標準的なインターフェースを提供する.現在,多くの一般的なソフトウェアが,組込み,もしくは追加モジュールという方法で
MathLink 適合の機能を持っている.
それに加えて,ほとんどの
Mathematica にバンドルされている
MathLink デベロッパーキットは,ユーザ自身で
MathLink 適合プログラムを作るための道具を提供している.
MathLink 適合プログラムができれば,それと
Mathematica との透過的なリンクを作ることができる.
リンクは,1台のコンピュータ上でも,ネットワークの上で,基本的には両方のコンピュータが同じ種類のものでなくても大丈夫である.
| • 低水準言語で内部の繰返しを実現すること. |
| • Mathematica の外で大きな量のデータを取り扱うこと. |
| • 特別な処理のために Mathematica のグラフィックスや他のデータを送ること. |
| • 既存のユーザインターフェースとシステムを結び付けること. |
MathLink 適合プログラムのいくつかの使用法
MathLink 適合プログラムは,非常にシンプルなものから,かなり複雑なものまでいろいろある.最小の
MathLink 適合プログラムは数行の長さしかない.しかし,非常に大きくて洗練された
MathLink 適合プログラムを作ることもできる.
Mathematica のノートブックは,洗練された
MathLink 適合プログラムの一例である.
| • MathLink は,プログラム間でMathematica の式をやり取りするためのメカニズムである. |
MathLink の基本アイデア
MathLink のパワーの多くは,
Mathematica の式を使うというところからきている.基本のアイデアは,
MathLink はプログラム間で
Mathematica の式をやり取りする方法を提供し,その式はどんな形のデータも表現できる,というところにある.
| • 数の配列 |
| • 図形的オブジェクトの集まり |
| • コマンドの列 |
| • テキストのストリーム |
| • データベースのレコード |
| • Mathematica ノートブックのセル |
MathLink の中でMathematica の式として表現されるデータの例
MathLink ライブラリは,基本的なCデータ型を使って外部プログラムが
Mathematica の式を送ったり,受け取ったりするための関数の集まりからなっている.
MathLink デベロッパーキットは,それらの関数を外部プログラムの中で使えるようにするためのユーティリティを提供している.ユーティリティには多くの言語用のものがあるが,主としてC言語で書かれたものについて説明する.
MathLink ライブラリの重要な機能のひとつは,それが完全に機種に独立であるということである.
MathLink ライブラリは,ユーザのコンピュータシステム上のどのようなプログラム間通信の機能でも透過的に使うことができる.