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オプションの操作

Mathematica には,Plotのように各種オプションを設定できる関数がいくつか組み込まれている.これらのオプションを扱うための共通の手順がいくつかあるので説明しておこう.
Plotの場合がそうであるように,関数にオプションがあっても,それに対して特に何も指定しなければ,デフォルト値が使われる.オプションのデフォルト値が何か確認するには,Options[function, option]を使う.また,デフォルト値を変更するには,SetOptions[function, option->value]を使うことで,デフォルト値を変更することができる.注意点として,一度,デフォルト値が変更されたなら,その設定は,再び変更されるまで常に有効になる.
Options[function]すべてのオプションについて現行のデフォルト値を列挙する
Options[function,option]特定のオプションについて現行のデフォルト値を参照する
SetOptions[function,option->value,...]
デフォルト値を変更する

オプションのデフォルト値の参照と変更

関数PlotのオプションPlotRangeのデフォルト値を見てみる.
In[1]:=
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Out[1]=
PlotRangeのデフォルト値をAll(すべて)に変更する.行末尾のセミコロンは,Mathematica が長いPlotのオプションを表示出力しないようにするために加えた.
In[2]:=
Click for copyable input
再び変更されるまでPlotRangeオプションのデフォルト値はAllのままになっている.
In[3]:=
Click for copyable input
Out[3]=
PlotShowで生成したグラフィックスオブジェクトにはプロット仕様に関する情報が格納されている.この情報を参照するにはグラフィックスオブジェクトにOptionsを作用させる.
Options[plot]ある特定のプロットに使われているすべてのオプションを列挙する
Options[plot,option]特定のオプションのみを参照する
AbsoluteOptions[plot,option]特定のオプションにおいて,その設定値がAutomaticAllの場合でも,絶対的な設定値を表示する

プロットのオプションに関する情報の取得

次は,オプションすべてにデフォルト値が使われているプロットである.
In[4]:=
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Out[4]=
確認すると,オプションPlotRangeにはAllが使われたことが分かる.
In[5]:=
Click for copyable input
Out[5]=
実際に自動的に採用された値をAbsoluteOptionsで問い合せてみる.
In[6]:=
Click for copyable input
Out[6]=
上記の例のように,グラフィックスを表すために変数を使うと便利なことがよくあるが,グラフィックス事態は直接評価することができる.ノートブックインターフェースでこれを行う一般的な方法は,グラフィックスをコピーペーストするか,グラフィカル出力セルに入力し始めることである.後者の場合,その段階で出力セルは新規の入力セルに変換される.
明示的なImageSizeなしで生成されたプロットが入力セルに置かれると,それはより簡単に入力に収まるよう,自動的に縮小される.
下の入力セルは,上記の例で生成されたグラフィカル出力をコピーペーストして生成されたものである.
In[7]:=
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Out[7]=
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