群の乗積表のすべての行とすべての列にすべての置換が一回ずつ,異なる順序で含まれている.ゆえに,表はラテン方陣である(結合性が保証されないため,すべてのラテン方陣が群に対応する訳ではない):
自明な群の乗積表:
ケーリーの定理にはすべての有限群は何らかの置換の対称群の部分群と同型であるとある.ゆえに,乗積表はすべて(置換に再度番号付けをした後の)対称群の表の一部である:
これは

の部分群の乗積表である:
ゆえに,これは

の表の一部として抽出することができる:
群の乗積表が転置のもとに対称であるときかつそのときに限りその群はアーベル群である.次数3の対称群を例とする:
群

はアーベル群ではない:
群のすべての元が対合のとき,その群はアーベル群である.つまり,乗積表の対角に1のみが並ぶ場合,その群は対称群である:
2つの群が元の並べ替えを法とする同じ群乗積表を持つとき,両者は抽象群として同型である:
しかし,これら2つの群は置換群としては同型ではない.なぜなら,両者の置換が異なる巡回構造を持つからである: