BENCHMARKING パッケージ チュートリアル
ベンチマークパッケージ
このパッケージには,使用中のコンピュータでの Mathematica のパフォーマンスを測定し,他のコンピュータのベンチマーク結果を含む比較報告を作成するための関数が含まれている.一般的な数値および記号計算のコレクションである MathematicaMark9 ベンチマークは,Mathematica が起動するコンピュータシステムのパフォーマンスを評価するために使用される.
MathematicaMark9 の全体的な結果は,各テストにかかった時間の逆数の幾何平均を,参照システムについて正規化されたものとして計算される.各計算にかかる時間は,実際の経過時間を返すAbsoluteTiming[]で測定する.実行中は他のプロセスによるCPUの使用を極力減らした方がよい.MathematicaMark9 ベンチマークの実行には,参照システムではおよそ30秒かかり,512MBの空きメモリが必要である.
BenchmarkReport[]は MathematicaMark9 ベンチマークを起動し,使用中のコンピュータのパフォーマンスと既知のシステムでの結果とを比較するレポートをノートブック形式で作成する.フロントエンドが使用できない場合は,レポートはテキスト形式で返される.
ベンチマークレポートの生成
Benchmark[]は MathematicaMark9 ベンチマークを起動し,結果を生データで返す.このパッケージには,$BenchmarkSystemsで与えられるさまざまなシステムでのベンチマークの結果が集められている.
ベンチマークユーティリティ
以下では,生のベンチマークデータが
InputFormで与えられている(ここで示されているデータは参照システムで生成されたものである).
Out[2]//InputForm= |
| |  |
BenchmarkReport[]を使って$BenchmarkSystemsからコンピュータシステムを指定し,生のベンチマークデータをBenchmark[]で返されるものと指定すると,カスタマイズした比較レポートが作成できる.
| BenchmarkReport["system1","system2",...,data1,data2,...] |
| 指定したシステムと生データを含むカスタマイズした比較レポートを作成する |
カスタマイズしたノートブックレポートの作成
これは,2つの既知のシステムと使用中のコンピュータについてのレポートを作成する.
| Out[3]= |  |