はじめに
CCompilerDriverパッケージを使うと,コンピュータにインストールされているCコンパイラが使えるようになる.これにより,Cソースコードから実行ファイル,ライブラリ,オブジェクトファイルが構築できるようになる.CompilationTargetオプションを"C"と設定すると,CCompilerDriverパッケージは Mathematica コンパイラによって自動的に呼び出される.これは MathLink 実行ファイルやWolfram Library(Mathematica にリンクできるダイナミックリンクライブラリ)の構築にも便利である.
| In[1]:= |
Wolfram Libraryのサンプルソースファイルである.
| In[2]:= |
| In[3]:= |
| Out[3]= |
適切なCコンパイラがない場合は,コンパイルは失敗し,メッセージが生成される.
このライブラリはWolfram Libraryとして書かれている.したがって,関数はLibraryFunctionLoadを使ってロードできる.
| In[4]:= |
| Out[4]= |
LibraryFunctionを呼び出す.
| In[5]:= |
| Out[5]= |
CCompilerDriverパッケージを使うと,ライブラリに加え,実行ファイルとオブジェクトファイルも構築できる.
Mathematica にはCコンパイラは含まれているか?
Mathematica にはCコンパイラは含まれていない.CCompilerDriver パッケージを利用するためには,コンピュータにCコンパイラがインストールされていなければならない.多くの場合,コンピュータには最初からCコンパイラが含まれているか,またはオプションとして加えることができる.また,さまざまな商用・非商用ソースから別のコンパイラを探してきてもよい.
サポートされているCコンパイラについては特定のコンパイラを参照されたい.
