How to | 3D曲面を照明を使わずに色付けする方法

Mathematica では,シミュレーションで照明,反射,光沢を使って,最終的にレンダリングされる3D曲面の色を決定することができる. Glowオプションを使うと,指定の色で曲面に効果的に発光させることによって,シミュレーションの照明と反射光に影響されることなく3D曲面に色付けすることができる.

まず3Dの円柱を作成する.Mathematica のデフォルトでは,3Dオブジェクト曲面の固有色は白色である.ここで表示されている色は,Mathematica がデフォルトで使用するシミュレーションの照明からの色である:

In[13]:=
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Out[13]=

LightingNoneに設定して円柱に光が投影されないようにする.すると円柱は黒色で表示される:

In[14]:=
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Out[14]=

LightingNoneに設定したままで,Glowを使って円柱を紫色に色付けする:

In[5]:=
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Out[5]=

今度はGlowを紫色に設定したままで Mathematica のデフォルトのLightingをもう一度使う:

In[6]:=
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Out[6]=

すぐ上の2つのグラフィックスから分かるように,LightingGlowと深く結び付いている.このことによって,指定された色で3D曲面自体が自分の光を発するようになる.

以下のManipulateでは,スライダーを使ってGlowの色を設定する.つまりスライダーは,円柱が発する光の色を制御する.LightingNoneあるいはAutomaticに設定できる.Automaticは,Mathematica におけるデフォルトのLightingスキームの明示的な設定である.右上に表示されるInsetの2Dの正方形は,Lightingがない場合にGlowの設定に使われる生の色を示す.この色は,ManipulateにおけるLightingの設定によって変わることはない.

3D曲面に最終的にレンダリングされる色を決定するために,LightingGlowとどのように結び付いているかを調べる場合は,スライダーのどの色でもクリックし,Lightingの設定を切り替えればよい:

3D曲面の最終的な色は,曲面の固有色を明示的に与えることによって,さらに制御することもできる.固有色を与えると,曲面が反射する光の色が変わる.詳しくは,「照明に対する3D曲面の反応を制御する方法」を参照のこと.

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