How to | 異なる形式のセルブラケットを見分ける方法
Mathematica ノートブックの内容はセルで Mathematica ノートブックの内容は,セルで構成されている.各セルはセルブラケットを持ち,このセルブラケットはノートブックウィンドウの右端に表示される.セルブラケットに付いている印は,そのセルについての重要な情報を含んでいる.
すべてのセルブラケットは,基本的に同じ外形,つまり垂直線の上下に短い水平線が付いた形を持つ.
このウィンドウの右端には,この簡単な計算の入力と出力のセルのブラケットが表示されている:
| In[2]:= |
| Out[2]= |
セルブラケットの多くは,この他にも何らかの注釈が付いていて,セルがどのような種類であるかということが分かるようになっている.
典型的な Mathematica ノートブックに入力し始めると,三角形の刻み目が入ったセルブラケットが表示される.このセルには,タイプセットの Mathematica 式を含め,評価することができる:
| In[1]:= |
| Out[1]= |
評価することができないセルにはセルブラケットの上部にもう1本水平線が入っている.以下のテキストセルはその例である:
セルは初期化セルとして印を付けることもできる.初期化セルは,ノートブック内の他のセルが評価される前に自動的に評価される.初期化セルには,セルブラケットの上部に短い垂直線が付いている:
| In[3]:= |
Codeセルスタイルのセルは自動的に初期化セルとして印が付けられる:
g[x_]:=x3+x2+1
セルブラケット全体に沿って破線が入っているセルはTraditionalForm(慣用形)のセルである. TraditionalFormのセルには,Mathematica 式として解釈される場合にあいまいであるかもしれないタイプセットの式が含まれる:
構文エラーが含まれるセルを評価すると,セルブラケットにエラーを示す印が付いてセルの内容に問題があることを示す.以下のスクリーンショットにあるように,その印をクリックしてエラーメッセージを表示させることができる:
その他のセルブラケット注釈には,セルがアクティブであることを示す文字「A」,セルが編集できないことを示す文字「X」,CellSizeオプションが設定されていることを示す塗潰された四角形等が含まれる.
セルブラケットの中には個別セル用ではなく,セルのグループをまとめるために使われるものがある.
以下の大きい外側のブラケットは,入力セルと出力セルをグループにまとめるものである.Mathematica はデフォルトで入力セルと出力セルをグループ化する:
| In[6]:= |
| Out[6]= |
セルグループは,グループ化するブラケットをダブルクリックすることによって閉じることができる.以下では,グループブラケットがダブルクリックされてグループが閉じられた状態である.グループブラケットに表示される矢印の方向が,隠されたセルの方向を示す:
| In[9]:= |
| Out[9]= |
セルグループは,そのグループの最初のセルのブラケットをダブルクリックすることによっても閉じることができる.これはグループブラケットをダブルクリックした場合とまったく同じ結果になる:
| In[7]:= |
| Out[7]= |
出力セルのブラケットをダブルクリックして,それを生成した入力セルが隠す.この操作は,入力セルを常に参照する必要はないけれども,将来必要になるときのために保存しておきたいという場合に便利である.
ここでは,
を含む出力セルのブラケットをダブルクリックして
を含む入力セルを閉じる.グループブラケットの矢印が上向きになっていて,隠された入力セルの方向を示している:
| In[8]:= |
| Out[8]= |
