How to | ファイルパスを挿入する方法

インポート,エキスポート,あるいはその他の操作でファイルを使用する際に,Mathematica はそのファイルをどこに探せばいいのかを知っている必要がある.Mathematica では数多くのディレクトリ内で自動的にファイルが検索される.しかし,これらのディレクトリの中に使用したいファイルがない場合には,これらのファイルの場所が指定されなければならない.Mathematica ではこの作業を行うための便利な方法をいくつか提供する.

どこでファイルやディレクトリを検索すればよいかを Mathematica に指示する一つの方法として,完全パスを入力するという方法がある.

例えば,完全なファイルパスを入力することによって,以下の画像の大きさをインポートする:

In[3]:=
Click for copyable input
Out[3]=

このファイルパスを構成する部分はそれぞれ「」の文字で分割されている.この文字は,Windowsオペレーティングシステムのファイルセパレータである「」の文字を表すために文字列で使われるものである.

完全なファイルパスが分からないという場合には, 挿入 ► ファイルパスメニュー項目を使うことができる.この方法を使うと,使用中のコンピュータのファイルシステムブラウザを使ってファイルを選ぶことができる:

このメニュー項目を使う場合は,個々のファイルを選択する必要がある.Mathematica では直接フォルダを選択することはできない.フォルダパスを挿入する場合は,そのフォルダ内のファイルを選び,手作業でパスからファイル名を削除する.

あるいは,DirectoryNameをファイル名と一緒に使ってフォルダを選択することもできる:

In[4]:=
Click for copyable input
Out[4]=

キーボードショートカットを組み合せてドラッグアンドドロップを使うだけで,フォルダやファイルのパスを挿入することもできる.

Mac OS Xでは,まずパスを挿入したいファイルやフォルダのアイコンをマウスでクリックし,挿入先のノートブック上にドラッグする.マウスボタンから指を離す際にOptionキーを押したままにすると,指を離したときにパスが挿入される:

Windowsでも同じ操作を行うが,マウスボタンから指を離す際にCtrl+ Shiftキーを押したままにする.カーソルが変わって,マウスボタンから指を離したときにパスが挿入されることを示す:

Linuxでは,ファイルやフォルダのパスをドラッグアンドドロップで挿入するためのキーボードショートカットはShiftである.しかし,使用しているファイルマネージャプログラムによっては,カーソルが変化しない場合もある.カーソルが変化しない場合でも,Shiftを押した状態でファイルやフォルダをドラッグアンドドロップすることで,正しいパスを挿入することができる.

WindowsおよびLinuxでは,Mathematica 8より前のバージョンでファイルやフォルダのパスをドラッグアンドドロップで挿入しようとしてもうまくいかない.

プログラム的にファイルやディレクトリのパスを構築する方法については,「Mathematica でファイル名を入力し構築する方法」を参照のこと.

Mathematica がファイルを探す際に自動的に使用するディレクトリを調べ変更する方法については,「ファイルを見付けて使用する方法」を参照のこと.

New to Mathematica? Find your learning path »
Have a question? Ask support »