USGSDEM (.dem)

USGSのASCII DEMファイル.
アメリカ合衆国の地形標高データ配布用の標準形式.
米国地質調査所(USGS)標準.
DEMはDigital Elevation Model(数値標高モデル)からの頭字語である.
ASCII形式.
通常.zipあるいは.gzの圧縮ファイルとして配布される.
.demのファイル拡張子はよく省略される.
よくある変異形は1度DEMと7.5分・度DEMである.
1度DEMは3秒格子間隔と1201×1201ラスタサイズで1×1度の区画を対象とする.
1度のUSGS DEM形式は1:250,000縮尺比のDEMと呼ばれることもときどきある.
7.5分DEMは30メートルの格子間隔で7.5×7.5分の区画を対象とし,USGSの1:24,000と1:25,000の縮尺比の立体地図シリーズに対応している.
7.5分DEMファイルに使用されるラスタ座標はユニバーサル横メルカトル(UTM)投影で参照され,不規則なラスタ範囲をもたらす.
海抜は米国本土についてはNGVD(National Geodetic Vertical Datum of 1929による測量の水準基準点)に関連して,ハワイでは現地の基準海面に関連して与えられる.
  • Importは1度と7.5分のUSGS ASCII DEMファイルをサポートする.

ImportとExportImportとExport

  • Import["file.dem"]はUSGSのASCII DEMファイルをインポートして,それを立体地図として描画する.
  • Import["file.dem"]ReliefPlotを使ってDEMファイルを描画する.
  • Import["file.dem", elem] は指定された要素をUSGS ASCII DEMからインポートする.
  • Import["file.dem", {elem, suba, subb, ...}]は子要素をインポートする.
  • Import["file.dem", {{elem1, elem2, ...}}]は複数の要素をインポートする.
  • インポートの形式はImport["file", "USGSDEM"]あるいはImport["file", {"USGSDEM", elem, ...}]を使って指定することができる.
  • Importについての一般完全情報は関数ページを参照のこと.
  • ImportStringはDEM形式をサポートする.

要素要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements"ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Rules"要素とオプションのそれぞれの規則の完全リスト
    "Options"オプション,属性,設定についての規則のリスト
  • Import要素:
  • "Data"地形標高値の配列
    "Graphics"ReliefPlotとして描画されるDEMファイル
    "Image"生のDEMデータの画像オブジェクト
    "ReliefImage"ReliefImageとして描画されるDEMファイル
  • Import はデフォルトでをDEM形式に使用する.
  • メタデータ要素:
  • "Dimensions"標高データ配列の大きさ
    "ElevationRange"標高座標の範囲(メートル)
    "ElevationResolution"標高値の解像度(メートル)
    "SpatialRange"地理的座標の範囲(小数度)
    "SpatialResolution"格子間隔(角度秒)
  • Import["file.dem", "ElevationRange"]は標高値の範囲 をメートルの単位で返す.
  • Import["file.dem", "SpatialRange"]の形の式としてファイルで対象とされた地理的範囲の境界座標を返す.
  • ファイルで使用されている測地原点と準拠楕円体を表す要素:
  • "CoordinateSystem"ファイルで使用されている座標系の名前
    "Datum"測地原点
    "SemimajorAxis"準拠楕円体の長半径(メートル)
    "SemiminorAxis"準拠楕円体の半短径(メートル)
    "InverseFlattening"楕円の逆平坦化
    "LinearUnits"座標系単位
  • 地図投影法とそのパラメータを指定する要素:
  • "Projection"投影法名とパラメータ
    "Centering"投影の原点を定義する緯度と経度
    "StandardParallels"標準緯線
    "CentralScaleFactor"中心経線または投影中心におけるスケール因子
    "GridOrigin"中央緯線と中央経線のグリッド座標値
    "ProjectionName"中央緯線と中央経線のグリッド座標値Mathematica 中央緯線と中央経線のグリッド座標値
    "ReferenceModel"どの基準球,準拠楕円体を使用するか
  • ファイルの低レベルメタ情報にアクセスする:
  • "CoordinateSystemInformation"ファイルに保管されている座標系の生のパラメータ
  • 地図投影法の詳細情報はGeoProjectionDataのページを参照のこと.

オプションオプション

  • 一般的な描画のオプション:
  • BoxRatiosAutomatic有効な3D境界ボックス比
    ColorFunction表面の色をどのように決定するか
    DataRangeAutomaticデータのために想定される緯度と経度の値の範囲
    DataReversedFalse行の順序を逆にするかどうか
    ImageSizeAutomatic画像の全体的な大きさ
    LightingAngleAutomatic疑似照明がもたらされるとされる効果的な角度
  • 詳細なオプション:
  • "DownsamplingFactor"1インポートする際に緯度と経度のデータ点の数を減らす整数の因数

例題例題すべて開くすべて閉じる

例 (1)例 (1)

以下では,USGS DEMのサンプルファイルをインポートして,それをレリーフプロットとして描画する:

In[1]:=
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Out[1]=

このファイルで利用できるインポート要素のリストを示す:

In[2]:=
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Out[2]=

ファイルで使用されている測地系の名前:

In[3]:=
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Out[3]=

地図投影法についての情報をインポートする:

In[4]:=
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Out[4]=

このファイルから地理座標範囲を取得する:

In[5]:=
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Out[5]=

標高データの範囲をメートルでインポートする:

In[6]:=
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Out[6]=
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