パッケージの自動読込み
他のチュートリアルでは<<package およびNeeds[package]を使って Mathematica パッケージを明示的にロードする方法を説明した.しかし,ある特定のパッケージが必要なときに自動的にそれがロードされるように Mathematica を設定しておいた方がよい場合もある.
パッケージを自動で読み込み,パッケージに定義されているシンボルを参照するには,DeclarePackageと呼ばれるパッケージを宣言する機能が使える.参照したいシンボルを宣言しておくと,実際に参照するときに必要なパッケージが自動的に読み込まれる.
| DeclarePackage["context`",{"name1","name2",...}] | |
| シンボル名 | |
| In[1]:= |
| Out[1]= |
Gradを参照すると,パッケージが自動的に読み込まれる.
| In[2]:= |
| Out[2]= |
読み込ませたいパッケージがたくさんあるときは,必要なDeclarePackageの宣言文を盛り込んだ「参照名ファイル」を別途用意しておき,どのシンボルの参照があったらどのパッケージを読み込むか指定しておくと便利である.そうすれば,計算セッションを始める際に参照名ファイルだけを読み込むだけで自動読込みの準備が完了する.
関数DeclarePackageの働き方として,宣言時にすぐ指定シンボルが生成され,Stub(スタブ)と呼ばれる特殊な属性が同シンボルに付加される.そして,実際の計算セッションで,宣言シンボルを参照すると,Stub属性により対応パッケージを自動的に読み込むように判断される.
