長い式の表示制御
記号計算では,非常に複雑な式が求まってしまうことがよくある.複雑すぎて結果を見たくないようなときがあるだろう.
入力の最後にセミコロンを加えておくと,Mathematica は,要求された計算はするが結果は表示しない.この場合でも,
かOut[n]を使えば結果を参照することができる.
Mathematica フロントエンドはデフォルトで,過度に大きい出力を,出力の表示が調整できるようなインターフェース内で短縮形で表示する.
Mathematica は5138の項が省略されたこの出力を表示する.
| Out[1]= |  |
表示を少なくと
もっと表示というボタンを使うと,
Mathematica が式を表示する詳細の程度を減少させたり増加させたりすることができる.
全出力を表示ボタンは完全にインターフェースを除去し,完全な結果を表示するが,それにはかなりの時間がかかる場合がある.この機能が動作し始めるデフォルトの閾値は,
大きさ制限の設定オプションで設定できる.このボタンは
環境設定ダイアログの適切な設定のパネルを開く.
大きい出力の表示を抑える機能は,Mathematica 関数Shortを使って実装される.直接Shortを使って,式の表示を細かく制御することもできる.また,デフォルトの抑制機能が起動するには十分の大きさでない出力に対して使うこともできる.
セミコロン(

)を付加し,
Mathematica が複雑な結果を表示しないようにする.
そうした後も,

で結果を参照することができる.また,
//Shortを使うと結果を1行のアウトライン表示にできる.

は省略された
n 個の項を表している.
Out[3]//Short= |
| |  |
こうすると,式を3行分だけ表示させることができ,より多くの部分を見ることができる.
Out[4]//Short= |
| |  |
| Out[5]= |  |
| command; | 命令 command を実行するが,結果は表示しない |
| expr//Short | 式 expr の概要を1行分だけ表示する |
| Short[expr,n] | 式 expr の概要を n 行分だけ表示す |
表示の禁止と短縮を行う方法