密度プロットでは,各点の色がプロットされている関数のその点での値を示す.デフォルトでは,関数の値が増加するにつれ,色は黒から中間色の青をへて白へと変わる.しかし一般に,任意の点における値とその色の関係を示す別の「色の対応表」を指定することもできる.オプション
ColorFunctionを使うと,任意の点での色を見付けるために関数値に適用される関数を指定することができる.色付け関数は
GrayLevel,
Hue,
RGBColor等の
Mathematica の色指示子を返す.一般的な設定は,
ColorFunction->Hueである.
カスタマイズされる色関数のためのリソースは
ColorData関数である.
ColorDataは
ColorFunctionで直接使うことのできるカスタマイズされた多数の色集合を提供する.
等高線プロットとは関数の値を「地形図」のようにプロットしたものである.等高線は同じ高さを持つ表面にある点をつなぐ.デフォルトは,等間隔の
z 値の列に対応する等高線をもつものである.
Mathematica で生成される等高線プロットはデフォルトで陰影の度合が高い
z ほど明るくなるように陰影処理が施されている.
DensityPlotと
ContourPlotはどちらも,プロットしている関数がより滑らかになるようより多くのサンプル点を獲得するために,プロット領域を細分化する適応アルゴリズムを使用する.しかし,サンプル点の数は常に有限なので,関数の機能が発揮できないこともある.必要に応じて
PlotPointsと
MaxRecursionの値を増やし,サンプル点の数を増加することができる.
1点注意したいのは,関数がある特定の領域で急速に変化する場合,
Plotにより生成される曲線が不正確になる場合もありうるのに対して,関数があまりに遅く変化する場合は,
ContourPlotで生成される等高線の形状は不正確でありえるということである.急速に変化する関数は等高線の決まったパターンを与えるが,ほとんど平坦な関数は不規則な等高線を与える.これは通常
PlotPointsまたは
MaxRecursionの値を増やすことで解決する.