「変数の定義」において,
x を
y に等しくすることを表す
x=y のような割当てについて述べた.ここでは,等号関係を判定するいわゆる方程式について説明していく.
x が
y に等しいかどうかを判定する方程式は,
x
y と記述する.
ここで
x=y と
x
y の記述を混乱しないように注意してほしい.
x=y は,命令的な表現であり,実際に割当てを実行するためにある.これに対して,
x
y は,単に
x と
y が等しいかどうかを判定するだけのためにあり,それで何かが実行されるというようなことはない.C言語を使ったことのあるユーザなら,
Mathematica で使われる割当て(assignment)と判定(testing)の操作がC言語のものと同じであることに気が付いたであろう.
これまでの例では,両辺がともに数のときの等号関係の判定を見てきた.必ず
Trueまたは
Falseの答が得られた.記号で表された数式を判定することもできる.
記号で表された数式に対する判定でも,ケースによっては,確定した結果を得ることができる.ここで重要なケースとして,2つの同値の式に対して等号関係を判定することがある.これらの両方の式の変数がどんな数値であろうが,
Mathematica は,式が常に等しいものと正確に解釈する.
Mathematica では,
x
4のような式は方程式を表す.
Mathematica には方程式の変形や解法のために各種の関数が用意されている.