テキスト用グラフィックスプリミティブ

テキストのグラフィックスプリミティブTextを使い,2D,3Dグラフィックスの任意の位置にテキスト要素が挿入できる.個別にStyleでフォントを指定しない限り,テキストはグラフィックスのベーススタイルで表示される.

Text[expr,{x,y}]文字列を実座標に中央揃えで配置する
Text[expr,{x,y},{-1,0}]左揃えで配置する
Text[expr,{x,y},{1,0}]右揃えで配置する
Text[expr,{x,y},{0,-1}]上揃えで配置する
Text[expr,{x,y},{0,1}]下揃えで配置する
Text[expr,{x,y},{dx,dy}]実座標 に横縦のずらし幅 でテキストを配置する
Text[expr,{x,y},{dx,dy},{0,1}]読み方向が下から上になるようにテキストを垂直に配置する
Text[expr,{x,y},{dx,dy},{0,-1}]読み方向が上から下になるようにテキストを垂直に配置する
Text[expr,{x,y},{dx,dy},{-1,0}]文字を上下逆さにした表示にする

2Dグラフィックスにおけるテキスト要素の設定

テキスト要素を5個作成しプロットする.
In[1]:=
Click for copyable input
Out[1]=
の位置に中央揃えで縦書き表示する.
In[2]:=
Click for copyable input
Out[2]=

テキスト要素を揃えるには,第2引数の実座標にテキストのどの点を持っていくか指定する.つまり,縦横のずらし幅を与えテキストを揃える位置が実座標にくるようにする.ずらし幅は,領域の中心点を原点とし,領域の高さと横幅をともにからの座標範囲とした特別な相対座標で表す.また,ずらし幅は必ずしもからの範囲になくてもよい.

テキスト要素を色付けで表示することも可能である.TextグラフィックスプリミティブにRGBColor等のグラフィックス指示子を作用させるだけでよい.

Text[expr,{x,y,z}]文字列を実座標に中央揃えで配置する
Text[expr,{x,y,z},{sdx,sdy}]実座標に横縦それぞれオフセットを与え,テキストを配置する

3Dグラフィックスにおけるテキスト要素の設定

テキスト要素を3D空間に配置する.
In[3]:=
Click for copyable input
Out[3]=

3Dグラフィックスではテキスト要素は常に表示される.多角形や他の要素の後ろに隠れるということはない.

オプション
デフォルト値
BackgroundNone背景色
BaseStyle{}段落揃えやフォント書式の指定
FormatTypeStandardForm表記形

Textのオプション

テキスト要素は最後に表示されるので,長方形を塗り潰しても,文字はその上に表示される.
In[4]:=
Click for copyable input
Out[4]=
今度は,テキストの背景色をプロット領域の色にする.テキスト領域が白で表示される.
In[5]:=
Click for copyable input
Out[5]=
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