入出力の働き

Inputテキスト形式の記述文を式に変換する
計算式を計算する
Output評価結果としての式をテキスト形式に変換する

Mathematica の基本処理ステップ

ユーザがと入力したなら,まず,文字列(, , )の認識作業がカーネルにおいて行われる.カーネルの環境設定が標準通りになっているなら,文字列から式Power[x, 2]への変換が速やかに行われる.

そして,可能な処理が全部済んだら,Mathematica は式Power[x, 2]を取り,それを出力のためのテキスト形式の表現に変換する.

入力式が, , の文字列に分解・検査され,式Power[x, 2]に変換される.
In[1]:=
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Out[1]=
Fortran形式で式を再表示する.
In[2]:=
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Out[2]//FortranForm=
FortranFormは「包み込み」演算子であり,Out[2]の答はPower[x, 2]のままである.
In[3]:=
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Out[3]=

In[n]Out[n]のセルに記録されるのは実際に評価処理された内部形式の式で,必ずしも,最終的な表示に現れる記述式ではないことに注意する.

例えばTraditionalForm[expr]を使い,特別な種類の出力を明示的に要求すると,出力セルにはOut[n]//TraditionalFormのラベルが付く.これは,表示される式は expr//TraditionalFormであるが,Out[n]セルの内容としてはもとの式 expr のままであるということを意味している.

特定の式だけでなく大域的に出力表記法を指定することも可能である.その場合,表記名はセル番号の脇に表示されない.大域的に指定しても,In[n]Out[n]のセルが持つ内容は基本的なテキスト形入出力式の記述のままでおかれる.

FortranFormを作用させた右辺をに割り付ける.
In[4]:=
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Out[4]//FortranForm=
実際にセルに取り込まれたのは Mathematica 標準形の式である.
In[5]:=
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Out[5]=
ただし,を参照するとFortranFormの機能が有効なので,FortranFormで式が返ってくる.
In[6]:=
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Out[6]//FortranForm=
に演算操作をすると,答の式がFortranFormで表示される.
In[7]:=
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Out[7]=
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