MathLM の起動
Windowsで MathLM を起動する
MathLM を手動で起動する
MathLM は一旦インストールされると,マシンが再起動するたびにデフォルトで自動的にスタートする.MathLM の手動での起動/終了は,下記の手順で行う.
以下の手順では,MathLM はデフォルトのC:\Program Files\Wolfram Research\MathLMにインストールされているものと想定する.
Windows Windows XP/Vista/7 で MathLM を起動する
1. 「コントロールパネル」を開く(Windowsのスタートメニューから設定 ► コントロールパネルを選ぶ).
2. 「管理ツール」フォルダにある「サービス」アイコンをダブルクリックする.サービスの設定を変更するためには,管理者権限が必要である.
3. サービスのリストの中からMathematica 8.0 License Managerを選ぶ.
4. サービス名をダブルクリックしてプロパティダイアログボックスを開き,開始ボタンをクリックする.
あるいは,「コマンドプロンプト」ウィンドウで,コマンドnet start mathlmを実行する.
Windows Windows XP/Vista/7 で MathLM を終了する
1. 「コントロールパネル」または「管理ツール」フォルダにある「サービス」アイコンをダブルクリックする.サービスの設定を変更するためには,管理者権限が必要である.
2. サービスのリストの中からMathematica 8.0 License Managerを選択する.
3. サービス名をダブルクリックしてプロパティダイアログボックスを開き,閉じるをクリックする.
あるいは,「コマンドプロンプト」ウィンドウで,コマンドnet stop mathlmを実行する.
MathLM を自動的に起動する
通常,インストーラは MathLM をサービスとしてマシンにインストールする.つまり,MathLM はマシンが再起動するたびに自動的にスタートする.マシンが再起動したときに MathLM がスタートするようにするかどうかの設定は,手動で変更することができる.
以下の手順では MathLM がデフォルトのC:\Program Files\Wolfram Research\MathLMにインストールされているものと想定する.
Windows XP/Vista/7のマシンが再起動するたびに MathLM が起動するようにする
1. 「コマンドプロンプト」ウィンドウを開く(Windowsのスタートメニューからプログラム ► アクセサリ ► コマンドプロンプトを選ぶ).
2. cdコマンドを使ってディレクトリをC:\Program Files\Wolfram Research\MathLMに変更する.スペースを含むディレクトリ名の前後には,忘れずダブルクォートを使う.
MathLM がすでにサービスとしてインストールされていても,それが無効になっていた場合には, 以下の手順で再びこれを有効にすることができる.
4. 「コントロールパネル」または「管理ツール」フォルダにある「サービス」アイコンをダブルクリックする.サービスの設定を変更するためには,管理者権限が必要である.
5. サービスのリストの中からMathematica 8.0 License Managerを選び,ダブルクリックする.
6. 現れたダイアログボックスで,スタートアップの種類を自動にする.
マシンを再起動しなくても MathLM の起動/終了が可能である.MathLM サービスは起動しても何も表示されないが,起動に失敗した場合はオペレーティングシステムにより報告される.
Windows XP/Vista/7 が再起動しても MathLM が起動しないようにする
1. 「コントロールパネル」または「管理ツール」フォルダにある「サービス」アイコンをダブルクリックする.サービスの設定を変更するためには,管理者権限が必要である.
2. サービスのリストの中からMathematica 8.0 License Managerを選び,ダブルクリックする.
3. 現れたダイアログボックスで,スタートアップの種類を無効にする
あるいは,「コマンドプロンプト」ウィンドウでコマンド.\mathlm -uninstallを実行する.これにより「サービス」リストから MathLM が削除される.
LinuxとMac OS Xで MathLM を起動する
Linuxで MathLM を起動するためには,root権限が必要である.Mac OS Xで MathLM を起動する場合は,管理者権限が必要である.
MathLM は,「コマンドラインオプション」にリストしてあるコマンドラインオプションを使って,いつでも手動で起動できる.しかし,システムが再起動したときに MathLM が自動的に起動するよう設定するのが一般的である.
Linuxで MathLM を自動的に起動する
このように設定するためには,以下の行を含む新しいスタートアップスクリプトを作成するか,既存のシステムのスタートアップスクリプトに以下の行を追加する.
if [ -f /usr/local/Wolfram/MathLM/mathlm];
then /usr/local/Wolfram/MathLM/mathlm -logfile filename;
fi
Mac OS Xで MathLM を自動的に起動する
このように設定するためには,MathLM のスタートアップアイテムを書くとよい.スタートアップアイテムとは,シェルスクリプトのようなプログラムで,Mac OS Xシステムの起動の最終段階で実行されるものである.スタートアップアイテムは,一時ファイルの削除やシステムデーモンの開始等のタスクを実行するよう設定することができる.
MathLM のスタートアップアイテムを作成する
1. /Library/StartupItemsに/MathLMというディレクトリを作成する.事前にディレクトリ/Library/StartupItemsを作成しておくとよい.
2. /Library/StartupItems/MathLMに,以下の内容を含むMathLMというファイルを作成する.ファイル名はディレクトリ名と同じでなければならない.
#!/bin/sh
. /etc/rc.common
##
# This script will start up the Mathematica License Manager, mathlm.
##
if [ "${MATHLM:=-YES-}" = "-YES-" ]; then
ConsoleMessage "Starting the Mathematica License Manager"
/usr/local/Wolfram/MathLM/mathlm
else
ConsoleMessage "The Mathematica License Manager was not started"
fi
4. 同じ/Library/StartupItems/MathLMディレクトリに,次の内容を含むStartupParameters.plistというファイルを作成する.
{
Description = "Mathematica License Manager";
Provides = ("MathLM");
Requires = ("Core Services");
OrderPreference = "None";
Messages = {
start = "Starting Mathematica License Manager";
stop = "Stopping Mathematica License Manager";
};
}
6. /etc/hostconfigファイルを編集して「サービス」セクションに次のテキストを加える.
7. マシンを再起動せずに MathLM をスタートするためには,以下のコマンドを実行する.
MathLM コマンドラインオプション
次は MathLM のコマンドラインオプションである.
| -foreground | MathLM をフォアグラウンドに置いた状態で,サーバメッセージをstdoutに出力する |
| -help | すべてのコマンドラインオプションとMathIDのリストを出力する |
| -language lang | サーバメッセージをどの言語で表示するかを指定する |
| -localtime | サーバメッセージにGMT(グリニッジ標準時)の代りに現地時間を使う |
| -logfile file | サーバメッセージを指定されたログファイルに書き出す |
| -logformat string | サーバメッセージの表示のための形式を指定する |
| -loglevel n | サーバメッセージの情報量のレベルを指定する |
| -mathid | MathLM を起動しているマシンのMathIDを出力する |
| -noremotemonitor | MonitorLM を使ったリモートでの MathLM の監視ができないよう指定する |
| -pwfile file | どのファイルの Mathematica パスワードを検索するかを指定する |
| -restrict file | Mathematica ライセンスの割り当て方を記述したポリシーファイルを指定する |
| -timeout n | 指定された時間後に中断されているライセンスを返す |
| -trfile file | エラーメッセージのテキストの代替テキストを定義するファイルを指定する |
次のコマンドラインオプションは上に加えLinuxとMac OS Xで使うことができる.
LinuxとMac OS Xに特定のmathlmコマンドラインオプション
次のコマンドラインオプションはWindowsで使うことができる.
| -install | MathLM をサービスプログラムとしてインストールし,自動的にサービスを開始する |
| -uninstall | 現在起動中のすべての MathLM プロセスを中止し,サービスのリストから MathLM を削除する |
-installを指定すると,与えられた引数はすべてサービスの一部として保存され,自動的に MathLM を起動するときに使われる.
-languageの lang に可能な値はEnglish,French,German,Japaneseである.
| 1 | サーバのスタートアップ/シャットダウンエラーを報告し,スタートアップの成功メッセージを出力する |
| 2 | レベル1に加え,すべてのランタイムエラーのメッセージ |
| 3 | レベル2に加え,すべてのライセンスの動作,プロセスIDやソケット番号に関連するスタートアップメッセージ |
| 4 | 3に加え,デバッグ情報とすべてのライセンスのトランザクションのライセンス表 |
-foregroundが指定されている場合,デフォルトの情報量レベルは4に設定される.
-logfileが-loglevelなしで指定されている場合,デフォルトのレベルは3に設定される.
-loglevelがレベルなしで指定されていたら,デフォルトのレベルは4に設定される.
ログメッセージのデフォルト形式はW3CのCommon Logfile Formatである.MathLM ログファイルはImportの"ApacheLog"形式を使ってインポートすることができる.
