ノートブックのオプション

• メニュー項目オプションインスペクタを使って対話的に設定する.
• カーネルのコマンドSetOptions[obj, options] を実行する.
CreateWindow[options]でオプション指定の新しいノートブックを作る.

ノートブックのオプションを設定する方法

細い枠の付いたノートブックを40×30のウィンドウに表示する.
In[1]:=
Click for copyable input
オプション
通常のデフォルト値
StyleDefinitions"Default.nb"ノートブックの基本的なスタイルシート
ScreenStyleEnvironment"Working"画面に表示するときのスタイル
PrintingStyleEnvironment"Printout"プリンタで印刷するときのスタイル

ノートブックのスタイルオプション

特定のノートブックにスタイルオプションを与える際に,Mathematica が別のノートブックのスタイルを使うようにしたり,あるいはスタイルを定義するNotebook式を明示的に読み込むようにできる.

オプション
通常のデフォルト値
CellGroupingAutomaticセルのグループ化
ShowPageBreaksFalseノートブックをプリントするときの改ページの位置の表示
NotebookAutoSaveFalseひとつひとつの出力につき,自動的にノートブックを保存する

ノートブックの一般的なオプション

CellGrouping->Automaticの設定では,そのスタイルに従ってセルはグループ化される.

1.gif

CellGrouping->Manualの設定では,手でセルをグループ化しなければならない.

2.gif

オプション
通常のデフォルト値
DefaultNewCellStyle"Input"ノートブックに新しく作られるセルのデフォルトスタイル
DefaultDuplicateCellStyle"Input"すでにあるセルが自動的に複製されるときのデフォルトスタイル

ノートブックに作られるセルのデフォルトスタイルのオプション

Mathematica では,どんなセルオプションもノートブックのレベルで指定することができ,これによってノートブック全体にデフォルトのオプションを設定することができる.

オプション
通常のデフォルト値
EditableTrue編集可能
SelectableTrue選択可能
DeletableTrue消去可能
ShowSelectionTrue現行選択範囲をハイライトするかどうか
BackgroundGrayLevel[1]背景色
Magnification1表示の拡大率
PageWidthWindowWidthページの幅

ノートブックのレベルで普通設定されるセルオプションの例

オプションBackgroundをノートブックのレベルで与えたノートブック.

3.gif

オプション
代表的なデフォルト値
VisibleTrue画面上に見える
WindowSize{Automatic,Automatic}ウィンドウの幅と高さ(ポイント数)
WindowMarginsAutomaticウィンドウの周りの余白
WindowFrame"Normal"ウィンドウの枠
WindowElements{"StatusArea",...}ウィンドウに含む要素
WindowTitleAutomaticウィンドウのタイトル
WindowMovableTrue画面上を移動可能
WindowFloatingFalseすべてのウィンドウの最も手前
WindowClickSelectTrueクリックで選択される
DockedCells{}ウィンドウ上部のドック部分の内容を指定するセルのリスト

ノートブックの表示ウィンドウの特性

WindowSizeはウィンドウの大きさを指定する.WindowMarginsは画面上のどこにウィンドウをおくかの指定をする.WindowMargins->{{left, right}, {bottom, top}}によって,画面上でウィンドウの周りに取られる余白をピクセルで指定する.普通このうちの2つを指定し,他はAutomaticとするが,これは使っているディスプレイによって余白が自動的に決められる.

WindowClickSelectは,ウィンドウがパレットのように動作するようにするかどうかを決める主要なオプションである.パレットとは一般に,それ自体を選択する必要のあるウィンドウというよりも,他のウィンドウに作用する内容を含むウィンドウである.また,パレットには通常WindowFloating->TrueWindowFrame->"Palette"等の別のオプション設定がある.

DockedCellsを使うと,ウィンドウ上部に残しておきたいどのような内容を指定することもできる.DockedCellsオプションは,通常カスタムツールバーを定義するのに使われる.デフォルトスタイルシートの多くには,特定の環境で定義されたDockedCellsオプションがあり,スライドショーの提示やパッケージファイルの編集などの目的のツールバーが作成できる.

"Normal"普通のウィンドウ
"Palette"パレットウィンドウ
"ModelessDialog"モードレスダイアログボックス
"ModalDialog"モーダルダイアログボックス
"MovableModalDialog"画面上を移動できるモーダルダイアログボックス
"ThinFrame"細い枠で囲んだ普通のウィンドウ
"Frameless"枠なしのウィンドウ
"Generic"一般的な縁のウィンドウ

ウィンドウの枠(WindowFrame)指定のオプション

Mathematica ではさまざまな型のウィンドウを使うことができる.それぞれの型のウィンドウの表示形態はコンピュータによって異なるが,一般的な形式は共通である.WindowFrameはウィンドウの枠の型を指定する.WindowElementsはウィンドウに取り入れる特定の要素のリストである.

"StatusArea"StatusArea等により出力されるステータスメッセージを表示する領域
"MagnificationPopUp"リサイズボックス
"HorizontalScrollBar"水平移動スクロールバー
"VerticalScrollBar"垂直移動スクロールバー

WindowElementsの例

ステータスエリアと水平移動スクロールバーがあるが,リサイズボックスと垂直移動スクロールバーがないウィンドウ.

4.gif

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