プロットの再描画と組合せ
一度プロットしたなら,いつでもそれを再表示できるようにプロット操作に関する情報が
Mathematica 内部に保存される.このため,プロットを再表示するときは,必要なオプションだけを変更すればよい.
| Show[plot,option->value] | オプションを変更してプロットを再描画する |
| Show[plot1,plot2,...] | 複数のプロットを重ねて表示する |
| GraphicsGrid[{{plot1,plot2,...},...}] |
| プロットの配列を表示する |
| InputForm[plot] | 内在するプロットについてのテキスト記述を参照する |
プロットの操作に使う関数
| Out[1]= |  |
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プロットの再描画を行う際にいくつかオプションの設定を変更してもよい.この例では, y 軸の範囲を変更した.
| Out[2]= |  |
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同じプロットをまた表示する.今度は,別のオプションを変更した.
| Out[3]= |  |
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Showを入力するたびにオプション設定を変えてやることで,1つのプロットをいろいろな方法で見ることができる.最良なプロット仕様を見付けるには,このようにひとつひとつ設定条件を試しながら行うのもよい方法である.
Showを使い複数のプロットを重ねて表示することもできる.結果のグラフィックスのオプションはすべて,
Show式の最初のグラフィックスのオプションを従う.
J0 (x)を x=0〜 10でプロットする.プロットは, gj0の名前で内部保持される.
| Out[4]= |  |
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| Out[5]= |  |
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| Out[6]= |  |
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| Out[7]= |  |
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Mathematica のグラフィックスはすべて式なので,他の式と同様に操作することができる.このような操作を行うときは
Showを使う必要はない.
シンボル Lineをすべて, gj0で表されるグラフィックス式のシンボル Pointで置換する.
| Out[8]= |  |
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書式
Show[plot1, plot2, ...]を使うと,複数のプロットを1つに重ね合せることができる.また,
GraphicsGridを指定しておけば,複数のプロットを配列的に並べることもできる.
複数のプロットの一括表示
| Out[9]= |  |
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Showで並べて表示するときにオプションを指定すると,それは個々のプロットに対してでなく,配列全体に対して有効になる.
| Out[10]= |  |
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特に指定がない場合,
GraphicsGridを指定するとプロットとプロットの境界に狭い間隔が置かれる.この間隔は,書式
Spacings->{h, v}を使ったオプション設定で変えることができる.ここで,
h と
v は,それぞれ,水平方向と垂直方向の間隔幅を表すパラメータである.
h と
v はそれぞれ,水平軸範囲と垂直軸範囲に対して使用する間隔を示す.デフォルトでは,
Spacingsオプションはデフォルトフォントの文字の幅と高さを使って,
h および
v パラメータをスケールするが,グラフィックスでは一般に
Scaled座標を使った方が便利である.
Scaledは値
1が格子の1要素の幅と高さを表すようにスケールする.
プロットの配列表示において,水平間隔は増やすが,垂直間隔は減らしてみる.
| Out[11]= |  |
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プロットすると,他の情報と一緒にプロットした点もリスト形式で保存される.
Showを使うことで,これらの情報をもとに,プロットをいろいろな描画条件で再表示することができる.また,条件を変えても,もともとプロットした値が使われるので,例えば,オプション設定で最初に作ったプロットを部分的に拡大表示させ,
Plotで使われた個々の標本点を確認する,というようなことも可能である.ただし,オプション
PlotPointsを使ったプロット点数の指定は,
Plotコマンドを指定したときだけに有効である.(
Mathematica では,常に保持してある実際の点がプロットされる.平滑化した曲線やスプライン曲線は使われない.これは,数学のグラフィックスで誤った解釈を与えかねないからである.)
| Out[12]= |  |
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部分的に拡大表示させる.この解像度ならば, Plotコマンドで生成されたひとつひとつの区間線を見分けることができる.
| Out[13]= |  |
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