MATHEMATICAチュートリアル

スカラー,ベクトルおよび行列

行列やベクトルはリストを使って表される.リストでないものはスカラーとみなされる.

Mathematica では,ベクトルはスカラーのリストから構成される.また,行列はベクトルのリストから構成され,各行が個々のベクトルに対応する.正式な行列として機能するにはすべての行の長さを同じとし,矩形の配列をなすように行列の形を構成しなければならない.

VectorQ[expr]リスト expr がベクトルを表すものかどうかを判定する(ベクトルならTrueを返し,そうでなければFalseを返す)
MatrixQ[expr]リスト expr が行列を表すものかどうかを判定する(行列ならTrueを返し,そうでなければFalseを返す)
Dimensions[expr]ベクトルまたは行列の次元をリスト形式で返す

ベクトルや行列の構造を判定するための関数

リストはベクトルの形式になっている.
In[1]:=
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Out[1]=
明示的なリストでなければスカラー量とみなされる.したがって,この式にVectorQを作用させるとFalseになる.
In[2]:=
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Out[2]=
要素の行列を構成する.
In[3]:=
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Out[3]=
Dimensionsをベクトルに適用し,ベクトルの長さを調べる.内部でLengthが使われ長さが判明し,結果がリストとして求まる.
In[4]:=
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Out[4]=
行の長さがちぐはぐなため,このオブジェクトは行列とはみなされない.
In[5]:=
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Out[5]=
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