MATHEMATICAチュートリアル

パターンにおける式の型指定

式の頭部を参照することで式の「型」に関する情報を得ることができる.例えば,整数は整数型(Integer)の頭部を持ち,リストはリスト型(List)の頭部を持つ.

パターンでも型の限定ができる.例えば,パターンを とすれば,頭部が h の式だけを検索対象にすることができる.整数型のパターンに限定するなら,とすればよいし,リスト型にするならと指定すればよい.

x_h頭部 h を持った任意式
x_Integer整数型
x_Real実数型
x_Complex複素数型
x_Listリスト型
x_Symbol代数記号型

指定頭部を持つオブジェクトのパターン

こうすると,整数型の要素だけを置換することができる.
In[1]:=
Click for copyable input
Out[1]=

に対する割付け操作は,「型」が整数(Integer)の引数を必要とする関数 を定義する,ととらえることができる.

関数の引数が整数のときだけにその値は確定する.
In[2]:=
Click for copyable input
この定義は,の引数が整数型であるときだけ適用される.
In[3]:=
Click for copyable input
Out[3]=
は実数の頭部(Real)を持つため,上の定義は適用されない.
In[4]:=
Click for copyable input
Out[4]=
これは,指数部を整数とした式の値を定義している.
In[5]:=
Click for copyable input
この定義は,指数部が整数のときだけ有効になる.
In[6]:=
Click for copyable input
Out[6]=
New to Mathematica? Find your learning path »
Have a question? Ask support »