インストールのテスト
以下の簡単なコマンドを使ってみることで,Mathematica のインストールをテストすることができる.このコマンドを実行したからといって,インストールが成功したことが保証されるわけではないが,コマンドが失敗すると,インストール中に重大な問題が起ったことが分かる.
このテストは,管理者権限のあるアカウントではなく,通常のユーザアカウントで行う.
ネットワークライセンスを使って Mathematica を起動するためには,クライアントマシンとライセンスサーバの両方がネットワーク上にあり,MathLM が動いていなければならない.
テスト中に問題が生じたら,「Mathematica のトラブルシューティング」に記載のヒントをご参照いただきたい.そこでは適切な解答が得られない場合は,テクニカルサポートのWebサイトsupport.wolfram.co.jp/mathematicaをご覧いただきたい.
フロントエンドのテスト
1. プラットフォームに適した手順で Mathematica を起動する.
Macintoshでは,Mathematica の起動時に Mathematica アイコンがシステムドックで飛び跳ねる.他のプラットフォームでは,初期化情報を含むスプラッシュスクリーンが短時間表示される.その後でウェルカムスクリーンが現れる.新規作成ノートブックの作成をクリックすると,空のノートブックが表示される.
2. N[Pi, 20]とタイプしてから,ShiftキーとEnterを同時に押して評価する.これでコマンドがカーネルに送られ,上と同じ結果が返される.評価が完了したらIn[1],Out[1]のラベルが付く.
ノートブックウィンドウには,ノートブックの横幅いっぱいの水平線が表示される.これを水平挿入バーと言う.これが見えない場合は,ポインタを水平のIビームになるところまで動かして,1度クリックすると挿入バーが現れる.
3. Escキーを押すと,水平の3本の小さい線(Esc)が表示される.intと入力して再びEscを押すと,積分記号(
)が表示される.この他のフォントのチェックとして,\[CheckmarkedBox]と\[CirclePlus]を入力するとそれぞれ☑,
というシンボルになるかどうかを見る.シンボルが正しく表示されたら,フォントが適切にインストールされているということである.
4. ヘルプメニューからドキュメントセンターを選ぶ.Wolfram Mathematica ドキュメントセンターが現れる.
UnixとLinuxでは,リモートマシンのsshサーバがX forwardingを許可するならば,リモートでXフロントエンドをテストすることができる.このためには,ローカルマシンでXを実行していなければならない.シェルにssh -X hostname /usr/local/bin/mathematicaとタイプする(正確なパス名は,Mathematica のインストール方法により異なる).このコマンドで,リモートマシン hostname の Mathematica が起動する.スプラッシュスクリーンが表示されたら,上記の2,3に従ってテストする.
