式の拡張テキスト形式

式のテキスト形式は,Mathematica の他の要素と同様に式として表現することができる.一次元の文字列から構成されるテキスト形式は,通常の Mathematica 文字列として直接表すことができる.しかし,添字(下付き文字)や指数(上付き文字)等の縦横に広がる二次元的な表示を想定した数学記号(2D記号)は標準テキスト形式では記述できない.代りにボックスオブジェクトと呼ばれる記述単位を使った拡張テキストを使う.

一次元文字列InputFormFullForm
二次元ボックスStandardFormTraditionalForm

式のテキスト記述法

InputForm(入力形)で式を記述した後,文字列に変換する.
In[1]:=
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Out[1]=
FullForm(完全形)を作用させると,文字列であることが分かる.
In[2]:=
Click for copyable input
Out[2]//FullForm=
文字列だから文字成分に分解することも可能である.
In[3]:=
Click for copyable input
Out[3]=
StandardForm(標準形)で式を記述した後,ボックス形式に変換する.
In[4]:=
Click for copyable input
Out[4]=
ボックス記述をInputFormに変換してみる.この表記では,各成分は文字列として表示される.
In[5]:=
Click for copyable input
Out[5]//InputForm=

ノートブック用フロントエンドを使っている場合は,メニューからセルを式で表示のコマンドを選択すると式の表示内容をテキスト形式で見ることができる.

StandardFormの記述式を持つセルの例.

1.gif

セルを式で表示を使い,この式をボックス形式で表示すると,式の構成が明確になる.

2.gif

ToString[expr,form]テキスト形式で記述した式 expr を文字列に変換する
ToBoxes[expr,form]テキスト形式で記述した式 expr をボックス形式に変換する

式の文字列変換とボックス変換

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