DaysBetween
DaysBetween[{year1,month1,day1},{year2,month2,day2}]
{year1,month1,day1}と{year2,month2,day2}という2つの日付の間の日数を返す.
DaysBetween[{year1,month1,day1,hour1,minute1,second1},{year2,month2,day2,hour2,minute2,second2}]
指定された日付の間の日数を返す.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (7)
オプション (4)
Calendar (4)
カトリックの国々は現代のグレゴリオ暦を1582年に採用したが,英国およびその植民地では1752年までユリウス暦を使っていた.Wolfram言語では英国式の暦を使うので,カトリックの国々の日付の計算にはGregorianオプションが必要である.
考えられる問題 (2)
西洋暦は正確さを求めてユリウス暦からグレゴリオ暦に変更された.この変更により,カトリックの国々では1582年10月の10日間を削除し,英国とその植民地では1752年9月の11日間を削除した.Wolfram言語はデフォルトで英国(アメリカ)方式を適用する.このため,1582年10月14日より後で1752年9月14日より前の日付に関してDaysBetweenには問題がある.英国式の日付では,デフォルトで正しい答が得られる.カトリックの国々の日付では,CalendarでGregorianオプションを使う必要がある.
ユダヤ暦は太陰太陽暦(年は季節に従い,月は月の満ち欠けの経過を追う)なので,19年ごとに7回の余分な閏月がある.この閏月は,春の過越祭の前の月であるため,過越祭の月であるニサンから次のようにユダヤ月を数えるのが適切である:
ユダヤ暦の1年は秋に始まるので,月の番号は常に昇順であるとは限らない.つまり,同じ年の後の日付の方が月数が小さいことがある:
このため,DaysBetweenはCalendar->Jewishオプションを使っても動作するが,同じ規則には従わない.例えば,2つ目の日付の方が辞書式並び順(Wolfram言語での通常の順序)で小さくても.正の数が返される: