DatabaseLink`
DatabaseLink`

SQLSavepoint

SQLSavepoint[]

SQLトランザクション中のセーブポイントを表すオブジェクトである.

詳細とオプション

  • SQLSavepointを使うためには,まずNeeds["DatabaseLink`"]を使って DatabaseLink をロードする必要がある.
  • SQLSetSavepointSQLSavepointオブジェクトを返す.
  • あるトランザクションにグループ分けされたSQLコマンド群は,そのトランザクションがコミットされた場合に限り,永続的に有効となる.トランザクションはキャンセルすることもセーブポイントに戻ることもできる.
  • 使用可能なオプション
  • "Name"""セーブポイント名

例題

  (1)

このセクションの例を実際に試してみて,記載の通りに動作しなかった場合は,データベースの例の使用で述べているようにDatabaseLink`DatabaseExamples`パッケージを使ってデータベースをインストールするか,もとの状態に戻す必要がある可能性がある.

接続を開く:

トランザクションを開始する:

データを挿入する:

セーブポイントを作成する:

さらにデータを挿入する:

セーブポイントにロールバックする:

トランザクションをコミットする:

表にはセーブポイントまでに挿入されたデータだけが含まれる: