GUIKit`
GUIKit`

GUIObject

GUIKitで提供されていた機能は,組込みのWolfram言語にネイティブのインターフェース構造およびコントロール関数で利用できるようになった.

GUIObject[root,args]

アクティブなウィジェットと環境をラップするルートウィジェット root を持つライブインターフェースインスタンスを表す.

詳細とオプション

  • GUIObjectを使用する際は,まずNeeds["GUIKit`"]を使って GUIKit をロードする必要がある.
  • GUIObjectは,作成されたJavaオブジェクトと同時にスクリプトコードとWolfram言語コンテキストに関連するランタイム環境をラップするライブインターフェースインスタンスを表す.
  • GUIObjectオブジェクトはほとんどの場合プライベート定義に包含されている.しかし第1引数はインターフェース中のトップレベルのウィジェットのJavaObjectインスタンスで,ダイレクトな J/Link スタイルの呼出しをサポートする.
  • GUIObjectGUILoadあるいはGUIRunが呼ばれるたびに作成される.
  • GUIObjectはインターフェースが閉じられるかCloseGUIObjectあるいはReleaseGUIObjectを使ってプログラム的に閉じられるとインタラクティブに解放される.

例題

  (1)

GUIObjectインスタンスを作成する:

第1引数は正常のJavaObjectインスタンスである:

パラメータのほとんどは手動では適切に構築することができないプライベートな環境状態である:

GUIKit 関数の多くはGUIObjectインスタンスとともに使うことができる:

GUIObjectインスタンスを解放する:

Wolfram Research (2007), GUIObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/GUIKit/ref/GUIObject.html.

テキスト

Wolfram Research (2007), GUIObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/GUIKit/ref/GUIObject.html.

CMS

Wolfram Language. 2007. "GUIObject." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/GUIKit/ref/GUIObject.html.

APA

Wolfram Language. (2007). GUIObject. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/GUIKit/ref/GUIObject.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_guiobject, author="Wolfram Research", title="{GUIObject}", year="2007", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/GUIKit/ref/GUIObject.html}", note=[Accessed: 24-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_guiobject, organization={Wolfram Research}, title={GUIObject}, year={2007}, url={https://reference.wolfram.com/language/GUIKit/ref/GUIObject.html}, note=[Accessed: 24-November-2024 ]}