RLink`
RLink`

InstallR

InstallR[opts]

R言語のランタイムを開始し,それに接続する.

詳細とオプション

  • RLinkで作業をする前に,InstallRを呼び出さなければならない.
  • 次のオプションを使うことができる:
  • "JRELocation"AutomaticカスタムのJRE (Java Runtime Environment)へのパス
    "RCommandLine"Automatic"--"で始まり,R言語のコマンドラインの引数を表す文字列のリスト
    "RHomeLocation"Automatic外部R言語配布(現在Windowsのみ)の根の位置
    "AddToRDataTypePath"None外部デ-タ型の定義を含むディレクトリのリスト
    "ConfigureAutomatically"True最初に使用する際にR言語配布を自動設定することを有効にする
    "RVersion"Automatic接続するR言語システムのバージョン.文字列でなければならない
    "JRINativeLibraryLocation"Automatic与えられた外部R言語配布と互換性のあるネイティブのJRIライブラリを含むフォルダへのパス
  • "RHomeLocation"オプションが設定されていない場合には,InstallR"JRINativeLibraryLocation""RVersion" のオプションの可能な設定を無視し,前回接続に成功したR言語配布を使おうと試みる.そのような接続がなかった場合,あるいは現行の接続の試みに失敗した場合には,使用可能なすべてのR言語配布を探して,接続に成功するまで1つずつ順に接続を試みる. InstallRが見付かったR言語配布のどれにも接続できない場合,あるいは何も見付からない場合には,適切なエラーメッセージとともに $Failedが返される.
  • "RHomeLocation"が特定の場所に設定されている場合には,これはRLinkが外部のR言語配布を使うことを可能にする.配布で指定された場所は,R_HOME変数(R言語配布のルートを指す)の設定に対応しなければならない.
  • R言語のランタイムがすでにインストールされている場合, "RHomeLocation"オプションの同じ値で呼び出されるときにInstallRは何もしない.その値が現在使っているR言語配布とは異なる配布を指す場合にはInstallRは警告メッセージを発する.どちらの場合も現行のアクティブなR言語セッションは実行され続ける.
  • RLinkは,外部のデータ型を定義するための"AddToRDataTypePath"で指定されたディレクトリの中に,中核となるRLinkの型のシステムを拡張するユーザ定義のデータ型を探す.見付かると,そのような定義はInstallRでロードされ,RLinkで登録される.

例題

  (1)

RLinkのパッケージをロードする:

RLinkを設定し,R言語のランタイムをインストールする:

これで作業が始められるようになった:

RLinkパッケージをロードする:

自動的にRLinkを設定し,そのホームディレクトリで特定された外部のR言語のランタイムまたは配布に接続する:

これで作業を始めることができる:

R言語をアンインストールしてRLinkセッションを終了する:

RLinkを設定して外部のR言語のランタイムまたは配布に接続し,"RVersion""JRINativeLibraryLocation"のオプションを明示的に渡す(このプロセスはRLinkが自動的にこれらのパラメータを推測できない場合に必要になることがある):

これで作業を始めることができる:

R言語をアンインストールしてRLinkセッションを終了する:

Wolfram Research (2012), InstallR, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/RLink/ref/InstallR.html.

テキスト

Wolfram Research (2012), InstallR, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/RLink/ref/InstallR.html.

CMS

Wolfram Language. 2012. "InstallR." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/RLink/ref/InstallR.html.

APA

Wolfram Language. (2012). InstallR. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/RLink/ref/InstallR.html

BibTeX

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BibLaTeX

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