WSMLink`
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WSMSetPlot

WSMSetPlotは,バージョン11.3で試験的に導入されたSystemModelに置き換えられた.

WSMSetPlot["mmodel","name",{"v1","v2",}]

変数"vi"のプロットを"name"としてモデル"mmodel"に保存する.

WSMSetPlot["mmodel","name",{{"v1,x","v1,y"},}]

x 座標と y 座標の vi,xvi,yを含むパラメトリックプロットを時間の関数として保存する.

WSMSetPlot["mmodel","name",,{tmin,tmax}]

時間間隔 tmin<t<tmax についてプロットを保存する.

WSMSetPlot["mmodel","oldname""newname"]

プロットの名前を oldname から newname に変える.

詳細とオプション

  • 保存されたプロットはWSMPlot["mmodel","name"]で表示することができる.
  • WSMSetPlot[,{{"v1", "p1", d1},}]は,パラメータ pi100 di %変化する場合に,感度境界とともに変数 viを保存する.
  • WSMNames["*.mmodel"]が一意的なマッチを与える場合は最短の一意的モデル名 mmodel を使うことができる.
  • "group/plot"を名前として使うと plotgroup に入れられる.
  • 次は使用可能なオプションである.
  • AxesLabelAutomatic軸のラベル
    PlotLegendsAutomatic曲線の凡例
    PlotRangeAutomatic含める値の範囲
    "Preferred"Falseプロットが望ましいものかどうか
  • AxesLabelは,AutomaticNoney 軸についての文字列ラベル,あるいは{"xlabel","ylabel"}でよい.
  • 使用可能なPlotLegendsは,AutomaticNoneあるいはプロットの中の変数1つにつき1文字列のリストである.
  • PlotRangeは,Automatic{ymin,ymax},あるいは{-y,y}と解釈される y である.
  • "Preferred"Trueのときは,望ましいプロットがWSMPlot[sim]でプロットされる場合に含まれる.

例題

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  (4)

Wolfram SystemModeler Linkをロードする:

プロットをモデルに保存する:

シミュレーションを行い,新たに定義されたプロットを表示する:

パラメトリックプロットを保存する:

シミュレーションを行い,新たに定義されたプロットを表示する:

感度プロットを保存する:

10%の変化で,パラメータ"sine.freqHz"に対する"integrator1.y"の感度をプロットする:

周波数パラメータに対する感度解析のシミュレーションを行う:

保存されたプロットを表示する:

スコープ  (5)

2つのプロットをグループにして保存する:

シミュレーションを行い,グループ内のすべてのプロットを表示する:

カスタムのプロット凡例を付けてプロットを保存する:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

カスタムの軸ラベルを付けてプロットを保存する:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

プロット範囲を制限する:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

プロットの名前を変える:

いずれ名前が変えられるプロットを保存する:

WSMSetPlotはプロットの名前は変えるがコンテンツは保存する:

シミュレーションを行い,名前が変えられたプロットを表示する:

一般化と拡張  (1)

保存されたプロットのすべての指定を得る:

オプション  (7)

AxesLabel  (2)

軸ラベルが全く表示されないようにする:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

1本の軸についての軸ラベルを指定する:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

PlotLegends  (2)

プロットの凡例をオフにする:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

1つの変数のプロットの凡例をオフにする:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

PlotRange  (2)

0について対称なプロット範囲を保存する:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

時間範囲を制限する:

シミュレーションを行い,プロットを表示する:

"Preferred"  (1)

プロット望ましいものとする:

望ましいプロットは,プロット名あるいは変数が与えられていない場合にWSMPlotで使われる:

特性と関係  (4)

既存のプロットと同じ名前にするとプロットが上書きされる:

最後に保存されたプロットが使われる:

WSMModelDataを使って保存されているプロット名をリストする:

保存されたプロットは継承される:

ベースモデルには保存されたプロットがある:

baseModel を拡張するモデルを作る:

新たに作られたモデルはベースプロットを継承する:

新たなモデルはローカルに定義されたプロットを持たない:

WSMClearPlotを使ってプロットを削除する:

後で削除されるプロットを保存する:

WSMClearPlotはモデルからプロットを削除する:

考えられる問題  (1)

SystemModeler Model Center内で明示的に保存されない限りモデルは保存されない:

Wolfram言語カーネルとSystemModelerを終了すると,コピーしたモデルは消えてしまう: